名工 堀井秀明作の短刀です。 帝国海軍の拵え入りです。
新発見の希少品です。
2025年9月10日に秋田県から交付された登録証が付属します。
登録証の内容は以下になります。 画像添付します。
秋田県 第 32229 号
種類 : 短刀
長さ : 22.8cm
反り : 0.0cm
目釘穴 : 1個
銘文 : 表) 三笠 秀明
裏) 大串 佩
秋田県教育委員会 令和七年 九月 拾日 交付
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
銘文 : 表) 三笠 秀明
裏) 大串 佩
大串さんという海軍将校が所持していた短刀です。
刃長: 22.8cm (7寸5分)
反り: 0cm
元幅 : 2cm (6分6厘)
重ね : 5mm (1分7厘)
茎 : 生ぶ、化粧鑢
体配: 平造、庵棟
彫物: 刀身表に 「皇國興廃在此一戦」 (皇国ノ興廃此ノ一戦二在リ)
地鉄 : 小板目肌よくつみ、地沸付き、精良な地鉄となる。
刃紋 : 中直刃、 帽子, 小丸に返る。
ハバキ : 金色絵一重ハバキ
時代 : 大正から昭和8年
日露戦争で、戦艦「三笠」は帝國連合艦隊の旗艦でした。
司令官の東郷平八郎の言葉の「皇國興廃在此一戦」が刀身に彫刻されています。
この短刀は、良質の鉄が原料になっている三笠の大砲を使って作られています。
古研ぎの状態ですので、地刃はやや眠くなっています。 ヒケはありますが無傷です。
健全な状態です。 生ぶ刃が残っています。
このままの状態でも、鑑賞できますが、
研げば、見違えるようになります。
普通のデジカメで撮影しています。
刀屋さんのような高性能のスキャナはありませんので、 画像は、やや不鮮明になっています。
白鞘はありません。 白鞘の作成をお勧めします。
拵え : 帝国海軍、研出鮫皮鞘拵え, 全長 約 42cm
当時のオリジナルの拵えです。 新物ではありません。
豪華な海軍将校用の拵えです。
ストッパーは良く効いています。
状態は、おおむね良好です。
略歴
1886年(明治19年)生まれ、
1933年(昭和8年)に皇太子誕生、「明仁親王」と命名されたことから、 (今上、上皇です。)
これに憚って俊秀と改名している。 謝恩刀、三笠刀の作者としても有名。
1942年(昭和17年) 3月、 刀匠にとって最高の栄誉である元帥刀、十振を宮内庁より拝命、
完成半ばにして翌1943年 (昭和18年) に死去。
大正から昭和初期を代表する名工です。
正真と日刀保の保存刀剣審査の合格を保証します。
この短刀とほぼ同じサイズ、同じ出来の昭和4年の年紀入りの秀明の短刀が
東京の某刀剣店で1,800,000万円で現在、販売されています。
こちらは、研磨済みで保存刀剣の鑑定書が付属していますが、
拵えは有りません。 白鞘入りです。
海軍の短刀は、拵えが無いと寂しいです。 価値も下がります。
お買い上げから20日以内に、所有者変更の届出をして下さい。
送料は無料です。 ヤマト宅急便で発送します。
(25-10-1)