二つの月 とは一つは中天にかかる澄んだ月でありいま一つの月が地上の万物を遍く照らしわたっている光のこと 雪の晨に臂を断ち 禅問答 

二つの月 とは一つは中天にかかる澄んだ月でありいま一つの月が地上の万物を遍く照らしわたっている光のこと 雪の晨に臂を断ち 禅問答  收藏

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タイトル(題名) 
商品の状態

二つの月
いまここに生きる

古本

著者 佐藤俊明  
発行所 大盛堂書店
 
発行日 昭和52年6月10日  初版  画像
発売時の定価 980円 発売時の税込み
大きさ 約139x195x18ミリ  
重さ 約355グラム  
本文ページ数 237ページ  


発送方法 送料(落札者様負担)※1
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 本の状態など  参考画像
・約48年前の古本です。 画像1~10
・天地小口に黄焼けがあります。。小さなシミ点汚れが数個あります。 画像2
・本文にも焼けはありません。 画像3〜9
・函はありません。
・見返し遊び紙の遊び紙に黄汚れはありまあせん。 画像10
・本文は読まれた形跡を感じさせない古本です。一般商品なら、未使用品と記載したいところですが、本と言う性質上、【未使用=未読】 未読であることの証明が出来ません。未読であっても48年以上も前の本ですので古本です。 画像1~10


書籍の内容 (目次・まえがき・序など)
  カバー袖
  初めて出た楽しい絵入りの「禅のはなし」 大本山総持寺出版部監修
●二つの月とは一つは中天にかかる澄んだ月であり、いま一つは、その月が地上の万物を遍く照らしわたっている光のことである。一つにして二つ、二つにして一つの関連するところをわがものとしたとき、そこに禅の世界がある。
●時々刻々に変わる環境を意のままに動かしてゆく=随処に主となる=主体性を把握すること、それにはいまここに生命を完全燃焼させる以外にはない。それを教えるのが禅である。本書では数々の逸話・寓話によって禅の何かを語る。
 難かしい禅の話を誰にもわかりやすく、しかも面白く書かれた本書は禅に関する名著と呼ばれる既刊の書に優るとも劣らない。
楽しい絵入りによる逸話・寓話の数々から
・禅とは、悟りの世界とは、名利にとらわれず不遇を不遇とせず静かにこれを磨くもののさわやかな心
・知性をもつが故の悩み、不安から解放された自由の世界をうかがい知り、深い禅の真髄にふれることができよう。
そして、禅の心を私たちの生活の中にも見出せることだろう。

  はしがき
 驢馬が道端の草を食べようとして道路の右側に足を運ぶと左の路肩の草がうまそうに見え、左の草を食べようとすると右の方がよさそうに思われ、右せんか左せんか、迷いに迷って食べることができず、ついに餓死してしまったという愚かな驢馬の物語があるが、これは、愚かな驢馬のことではなく、実は賢い人間のことなのである。知性をもたない驢馬は、自分の行為とその行為の結果の優劣を推し測ることができないので、右でも左でも手あたり次第食べて、満腹すれば眠るだけのことで、「しまった。あっちを食べるんだった」
 などとは決して考えないのである。ところが、知性を持った人間の場合はそう簡単にはいかない。目的を達成するためにはどの道を選んだらよいか。あれがよいか、これがよいか。その途中で遭遇するであろう危険や障害やハプニングなどを考慮に入れると、果してどの道を進んだらいいのか、なかなか決断がつかなくなるものであり、しかも目的はどうしても達成しなくてはならぬということになると、人間はハタと当惑して動きがとれなくなるものである。
 芳紀まさに適齢に達した娘があった。彼女の前に二人の花婿候補があらわれた。一方は美男子であるが金がない。他方は醜男であるが金持の息子である。そのどちらを選ぶか。母親はたびたびたずねるのだが娘は返事をしない。多分はずかしいのだろうと察した母親は、「それじぁ、母さんが席をはずすからAがいいなら 右肩を肌抜ぎなさい。Bの方だったら左肩よ。わかったネ」
といって、となりの部屋にしりぞき、そおーっとのぞいてみると、娘はなんと諸肌抜いでいたという笑い話がある。
 もちろんこれはつくり話に相違ないが、しかしそれにしても人間の迷いの心理の急所をついているおもしろい話である。 娘が諸肌抜いだからとて同時に二人の花婿がほしいというのではなく、いい点だけ、二人を一人にしたような男、つまり美男子で金持ちな男がほしいというのが娘のほんねであろう。
 こういった具合に、私たちはいろんなむずかしい問題に遭遇するが、その場合、普通は既得の知識や科学の教える処置や手段を用いてこれを切り抜けてゆくのであるが、人生にはそれらの知識や手段方法では如何ともしがたい行き詰りの状態というものがある。そのときどうするか。
 西洋の幽霊には足があるが、日本の幽霊には足がない。いや、日本の幽霊にも昔は足があったそうだが、それを取り払ったのはかの有名な円山応挙だという。さすがは青史にその名をとどめている人だけあって、彼は幽霊の正体をはっきりつかまえている。
 顔面蒼白にして髪をおどろにふり乱し、掻きむしられる胸の思いをこめた両手を力なく垂らしたその姿は、ほかでもない、苦しみもだえるこの世の人の姿である。
 人は借金があると首がまわらなくなるというが、極度の懊悩に直面すると動きがとれなくなるものである。動きのとれなくなったものに足はいらない ―そう考えたかどうかは知らないが、足を取り払った円山応挙の幽霊の絵が実にすばらしい出来栄えだった。それがためか、その後世に出る幽霊の絵には、申し合わせたように足がなくなった。それはともかくとして、幽霊の正体は枯尾花ではなく、それは苦悶する人間の姿である。
 パスカルは、人間を「考える葦」と言った。たしかに人間は考える能力、つまり知性をもっている 独特の存在である。しかし、同時にまた、その知性をもっている故にこそ、葦のごとく弱々しい存在
以下省略
意を表するものである。
   一九七八年九月 村上重良

  
 著者佐藤俊明君は、長らく社会教育畑にあって目ざましい活躍を続け、個人としても、またその経営した公民館も、ともどもに全国表彰を受けており、その方面の著書も両三冊ある経歴の持主である。それが、一昨々年、本山開祖瑩山禅師六五〇回大遠忌を契機に公職をしりぞき、二十一日の全期間割のわるい街頭布教に随喜してたいへん成果を挙げた。それが機縁となって本山常在布教師に就任することになり、主として『跳龍』誌の編集を担当して誌面の充実をはかり、活字による教化活動の重要性を進言して初代出版部長となり、教化資料の刊行頒布にも力を注ぐ一方、昨年は、まことに画期的な『法要解説必携』を刊行して宗門内外の注目を浴び、また、出版の機会に恵まれない地方寺院の有能の士に出版の門戸を開き、すでに坂内龍雄師(新潟)の『ダラニの話』や原全忠師(山形)の『無門関のこころ』を上梓するなど、実に有意義な企画を、次々に着実に実行に移し、大本山総持寺出版部の名を高からしめている。
 このたび、『跳龍』誌に好評連載中の『禅苑漫歩』を単行本として出版することになったのは欣快にたえないところである。挿絵の井上球二氏は、さきに二年間にわたり、本山の雲水生活を、これま『跳龍』誌に連載紹介された方で、禅寺と禅の生活内容に造詣も深く、名コンビで禅をわかりやすく説かれることはまことに当を得た意義深いことであり、広く多くの方々にお読みなさることをお勧めする次第である。
  昭和五十二年四月  大本山総持寺貫首 岩本勝俊

  


  
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★本の包装資材について
  • 何かしらの水に強いビニール系の袋に入れてから包装いたします。
  • ゆうパケットminiを除き、原則補強を兼ねて使用済みの段ボールで包装します。厚みに余裕が無い場合は厚紙(カレンダーの用紙など)で包装します。
  • サイズなどにより、使用済のコンビニ袋や、アマゾンの使用済み段ボール/封筒なども使用します。
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重要事項:商品を手に持って確認できないのがヤフーオークションです。 出来る限りの写真は豊富に掲載致しますが、光源、商品の色自体が再現しにくい場合があります。文章のみで数値化できない表現は価値観の違 い、言葉の捉え方に違いが生じることがあります。その点をご理解の上入札下さ い。(綺麗、 美品、可愛い、などの個人的価値観で商品価値を上げる美的装飾語は、実際に美 品であっても商品説明にはできる限り使用しませんので 掲載された写真で判断下さい。汚い、醜い、スレ傷、割れなどの商品価値を下げる部分は見つけ次第掲載しますが掲載漏れがあってもご容赦ください)疑問がある場合は質問欄よりお問い合わせ下 さい
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個人出品の為領収書の発行は出来ません。
入札者様は、上記説明・コメント・ 写真をすべて確認・理解・了解したうえでの入札となります。

基本ノークレーム・ノーリターンです。

スタート価格について
・基本100円単位で設定していますが・・・。
・1円単位10円単位に、端数で設定されているスタート価格は、再設定(値引き、もしくは値上げ)したり、再設定した回数などを含んでいます。
・ゾロ目のスタート価格(例:5555円や7777円、14444円等)は、下記大手Aの無在庫転売ヤーが画像をパクって、Aでスタート価格の2倍から4倍ぐらいで無在庫出品をしている商品です。のタイトルをコピーして、アマゾンの検索窓でペーストして検索すると確認できます。


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【透かし画像を入れざるを得なかった理由 以下は、入札に関する注意事項ではありませんので
スルーしても構いません。
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・大手Aの一部の悪徳業者(個人)が、弊方の画像とタイトルをパクり出品しまくっています。一冊出品に、画像7枚をパクります。その出品数は数十、もしかすると数百に達するかもしれません。7枚画像x100冊なら=700枚と言う膨大なパクリです。
・画像に、出品者IDの透かしを入れましたが、お構いなしにパクリまくります。グループと思われるいろいろな社名でパクリ、出品しまっくています。11月25日以降の出品画像には、に出品された画像であることを証明するためyahoo_auctionと出品者IDと合わせた透かしロゴに変更しました。(グループ会社ではなく、1社で複数の出品IDを持っている感じです。
このようなことが頻繁におこるので、カラクリを推測して見ました。(多数の出品者の画像が同様に狙われての出品物がAで無断で多数出品されています。無在庫販売転売屋の事です。)
・対象商品は、3000円から5000円位の珍しい本がターゲットです。パクった画像を使い12800円から数万円の価格で出品されています。1万円ぐらい儲けるわけですネ。落札して在庫にしてからそれを幾らで売っても良いとは思いますが(転売屋を嫌う出品者も実は多い)これらの業者は買い手がついてから落札に走るわけです。これがいわゆる無在庫販売です。それも確実に手に入るとは限らない無在庫販売です。パクられた画像で、既に落札済は幾つもあるのでこれらの落札済みの商品をこれらの業者が入手することは限りなく出来ないのです。
・弊方の3000円前後の本のタイトルをコピペして大手Aの※検索窓で確認下さい。のトップページを筆頭にパクった画像7枚を確認できます。に出品した同じ透かしある画像と枠組みに入れた画像を確認できるはずです。
・さて、大手Aでで私の出品中の本を購入したらどうするのでしょうか?この大手Aの出品者の評価を見ると、商品が無いので、購入者へキャンセルを強要しているコメントがいくつもあります。知恵袋を検索すると、購入者が現れてから初めて手配に動くので、既に落札されていたり、他の入札と張りあわなければならない(且つ、落札まで最大7日必要)ので商品を確保する確率が非常に低いのです。その為グループ会社でも販売しているのでタイミングに依っては販売済になります、と注意書きを入れています(悪智慧)。入札の競い合いの無いMがよく狙われていたらしいのですが、適度の商品が少ないらしくからも調達するようになったのだと思われます。即決設定商品は特に狙われやすい。
・売れたら、商品を調達する、無在庫販売です。では原則禁止行為ですが大手Aは可能なのでしょうね?
・大手Aのサイトにも,違反の通報システムがあります。弊方ひとりで通報していても効果が薄いのです。
2024年11月現在(※アマゾンに地道に削除依頼をしていますので少なくはなっていくかも知れません)
・大手Aの無在庫転売屋へ警告:調子に乗って画像などをパクリまくって(無断使用)いると著作権侵害による損害賠償請求を行います。画像1枚当たりの損害金は100円/1日あたり、タイトルは1000円/1日当たりとます。掲載日から掲載停止日までの金額を損害賠償金とします。(例:100円x10枚x100日+1000円x100日=200,000円)
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