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黒澤明監督の映画『生きる』の昭和49年東宝事業部
発行のpamphletです。
storyは余りにも知悉されて居るので説明割愛します。
■実は私も、泌尿器系の癌が全肺に滅茶苦茶に転移し、断末魔寸前まで行き生還した身の上。なので此の映画は切実なものを感じます。殊に粉雪が舞い散る公園の鞦韆での『ゴンドラの唄』のscene、私も癌病棟で此の映画を思い出しては其の歌詞を反芻したものです。私も主人公と同じ運命に為るのかと…。併し、私の口の悪い友人の見舞いで発奮。生きる起爆剤と為りました。何と謂われたかと云うと、
『何だお前未だ生きてんじゃん、詰まんね～から帰ろう！。一応見舞金、置いておくわ！。香典にしようか思ったけど渡す。じゃあ～ね』
其れは扨置き、
●pamphletは写真に全部を撮り切れません。
●経年で滲みが有ります。
●書き込み有りません。
●私の自己紹介欄もお読み下さい。

（2018年 8月 5日 7時 15分 追加）
私の友人は退院後の私に、
『お前を怒らせれば、少しは元気に為るかと思って、敢えて悪態を吐いたまでだ。勘弁しろ！』
と述懐して呉れました。まぁ善き友です。(笑)

（2018年 10月 27日 6時 24分 追加）
何不自由有り、の病床に伏してる私に、其の友人は斯うも付け加えました。而も愚妻が傍らに献身的に付き添ってる状況でです。
『あと、お前に貸した20000円！、早く返せょな。ばっくれんなょ！。見舞いの快気祝いは快気祝いで、確と返して貰うからな。商品券でいいや！』(怒)

強烈な抗癌剤の副作用で声帯に支障を来たし、発声も儘成らない私、流石に頭に来て、
「てめぇ、覚えてろ！、治ったら只じゃ措かねぇ～からなッ！。何でこんな所で言うんだ！、此の野郎ぉ～！」
手が震える筆談で復讐心に燃えました。此れも生きる発奮材料でしたね。借金は確かに有ったので、退院後に返済しましたが…。(笑)