01233裁断済:草競馬流浪記(単行本)
<サイズ>
□ 書籍:(約) H:19.6cm/W:13.8cm/D: 2.6cm/頁:360p
<商品説明> ※伝来・口上
□ 著者:山口瞳/出版社:新潮社/刊行年:1984.4.20 二刷
□ 内容説明
・競馬場のある町には、他の町にはない味がある。さあ、馬券を買って旅に出よう!
・中央競馬にない楽しさ、ガイドブックにない名所を求めて東へ西へ南へ北へ、全国公営競馬27カ場完全踏破。
・ギャンブルを読むだけで楽しむもよし、本書をまねて自ら実践するもよし。
・競馬ファンはもちろん、競馬にまったく関心のない人にもおすすめできる、本当の旅の魅力がここにある。
□ 目次
1 笠松のおぼこい乗り役たち
2 水沢競馬、北国の春はまだ
3 姫路、紀三井寺は玄い客ばかり
4 道営横断三百哩(北見競馬場;旭川競馬場)
5 東京ギャンブル大環状線(川崎競馬場;船橋競馬場;大井競馬場;浦和競馬場)
6 園田競馬場に秋風が吹く
7 萩すすき、上山子守歌
8 福山皐月賞、都鳥君奮戦記
9 佐賀競馬場のゲッテンツウたち
10 盛岡競馬、東北新幹線試乗記
11 益田競馬場夏時雨
12 名古屋土古の砂嵐
13 大歩危小歩危、満月旅行(高知競馬場)
14 冬木立、宇都宮競馬場
15 近くて遠きは足利競馬
16 寒風有明海、御見舞旅行(荒尾競馬場)
17 高崎競馬、サクラチル
18 金沢競馬、アカシヤの雨
19 中津競馬、恩讐の彼方
20 燕三条見得談義
21 旅の終りの帯広、岩見沢
× 裁断後「ゴム」で十字に止めており、劣化し溶けて一部「ゴムの引っ付き」があります。(>_<)
□ 本文に書き込み等は見受けられません。
△ 「ヤケ」「シミ」「スレ」がありますが、経年劣化相当です。
<本商品への思い>
■ 小さな古書店並みに競馬書籍を所有しておりましたが、急遽引っ越しを余儀なくされて泣く泣く裁断しました。
■ 裁断した中でも“捨てるに忍びない”ものを何冊か残してました。名著だと思います。(^_^)
■ 当時、神田古書街の裏手にある小さな書店で本書を見つけた時は興奮しました。「二刷」でしたけどそれなりの値で購入。本書を忍ばせて私も「地方競馬流浪の旅」をしたことがあります。(^_^)\ 初めて訪れる地方競馬場を隅から隅まで見逃すまいと参考にしました。また描写を比較する楽しみもありましたね。
■ さすがは山口瞳です。名著すぎて文庫化されました。(^o^; 私にとって思い出深い1冊ですが裁断する決心が固まりましたね。でも捨てきれずにいました。
■ 未到達な競馬場は、北から「北見」「水沢」「三条」「益田」「中津」でした。名馬の不在、タイミングが合わなかったですね。
■ 1番良かったのは「足利」です。伝説の27連勝を達成したドージマファイター。スタンド柵越しに立つと蹴り上げた砂が顔にぶつかりそうなほどの至近距離に驚きました。(^o^; 川縁の競馬場で、私が訪れた日は晴天で盛り上がりましたね。
■ お好きな方へお譲りできれば嬉しいです。
草競馬流浪記 (新潮文庫) 山口瞳/著