当ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。以前より関心のある分野の資料を収集しておりましたが、生活環境の変化のため、大切にしておりました資料を出品しております。最後までお読みいただき、ご検討いただけますと幸いです。
概要:
石州流茶道怡渓会の書籍四冊です。
怡渓宗悦に始まった怡渓派は主に新潟県の新発田地域を中心として広がり、全国に広く分布しています。石州流の中では最大流派です。
本書は門人のみ購入を許された書籍で、一般に流通することはなく、現在は絶版です。
「石州流怡渓派歴史」:
昭和十六年に茶道石州流怡渓会として最初に発行した同名の書籍を昭和三十六年に改訂したもので、内容が加えられるとともに、ガリ版印刷から活字になって読みやすくなっています。
内容は流儀の起こりから昭和初期の怡渓派に至るまでの石州流の歴史で、年表や図を用いて詳しく解説されています。
「茶道の手引」:
入門書として、客作法から平点前、丸卓や炭点前、濃茶点前が収録されています。また、石州流に特徴的な長板は風炉の点前が六段収録されていて、道具の名称や茶道の歴史、怡渓派の系譜等も付録しています。
「別会の手引」:
応用編として、千家で言う小習や中伝の内容が収録されています。中には「大丸盆乱置」「大丸盆台天目」「二種唐物点」「茶通箱手替」等の珍しい点前も収録されています。
「炉・扱物・懐石の手引」:
上記二巻で扱わなかった炉の点前と、拝領茶碗や重茶碗といった扱物、懐石の作法が収録されています。
炉の長板に関しては三段収録されています。
状態:
中古品ですので経年の劣化があり、特に「怡渓派歴史」に焼けと、「茶道の手引」の背に少し傷みがあります。
画像でお示ししますので、詳細をご確認下さい。本文に書き込みはなく、紙面の状態は良好です。
中古品ですので、状態を十分ご確認いただきました上でのご入札をお願い申し上げます。
石州流怡渓派の書籍ですが基礎の点前や他の流儀では口伝相伝とされている内容も掲載されていますので、怡渓派の皆様のみならず、石州流の他の派の方や千家の皆様にもご活用いただけると思います。
おすすめの商品ですので、ご検討をお願い申し上げます。
※商品画像の撮影につきましては、スマートフォンで撮影しております。実際の商品の色味に近づけるよう努力しておりますが、技術不足で至らない点はご容赦いただければ幸いです。
※書籍の本文については、商品によってプリンタ複合機でスキャンした画像の場合があります。
※評価に関しましては、近年評価不要の方が増えておりますので、当方へ評価をいただいた際のみご返信申し上げます。
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