昭和55年(1980)8月29日(金)午後6時30分から、
横浜市教育文化センターホールで行われた第45回『横浜落語
会』の稀少プログラムである。前年9月に、昭和の名人・三遊
亭圓生師を失ったこともあり、談志や志ん朝、小三治らへの期
待は高まるばかりであった。
【当日の演目】
●開口一番 立川談吉
●「代り目」 古今亭志ん八(のちの右朝)
●「酢豆腐」 三遊亭圓弥
●「三味線栗毛」 春風亭柳朝
中入り
●「五月幟」 桂 文治
●「へっつい幽霊」立川談志
※談志は、この3年後、真打昇進試験の結果をめぐり、師匠の
小さんと対立し落語協会を脱会した。当時、小さんは落語協会
会長で、同年、落語立川流を創設し談志は家元となった。後述
してあるように、横浜落語会が落語協会の仕切りとなってから
は談志の出演はないので、このパンフは稀少である。
※この落語会は、当初有隣堂書店が後援し、横浜落語会運営委
員会が主催していた。その後、40数回目から落語協会が横浜
落語会の運営を肩代わりした。プログラムの大きさが半分以下
小さくなったのが本プログラムでであり、東京の名うての落語
ファンもなかなか横浜までは足を伸ばす者は少なく、これぞ小
三治の大ファンの証である。
今から41年前のものだが、状態は「美品」である。発送は
厚紙を添えて折れないように配慮したい。送料はゆうパケット
かネコポスでよろしければ、当方が負担いたします。
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