当ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。以前より関心のある分野の資料を収集しておりましたが、生活環境の変化のため、大切にしておりました資料を出品しております。最後までお読みいただき、ご検討いただけますと幸いです。
概要:
「茶箱點」の伝書です。
標題には「孤峰庵」の印が押してあります。
奥付には「昭和五十六年 孤峰庵四世 古今斎岡田宗清」とありますが、調べても具体的にどの流派に属していた人物かは特定できませんでした。
本書と酷似した装丁の伝書に千家表流の「小習十三個條傳書」「茶通二種點傳書」「唐物點傳書」がありますので、江戸千家や千家表流、不白会の伝書であると考えられます。
内容:
掛子を用いる「雪の手前」、器据を用いる「月の手前」、丸盆を用いる「花の手前」の雪月花三種類の茶箱点前が収録されています。
裏千家の相物にある玄々斎創案の茶箱点前に内容が似ていますが、同一の点前であるかは不明です。
また、江戸千家蓮華庵で通常行われる茶箱点前とは異なるようです。
状態:
中古品ですので経年の劣化があり、表紙に折れがあります。
また、手書きの文字がそのまま印刷されているため読みづらい箇所があり、奥付に謹呈の署名があります。
個人情報の氏名以外は画像でお示ししますので、詳細をご確認下さい。本文に書き込みはなく、紙面の状態は良好です。
中古品ですので、状態を十分ご確認いただきました上でのご入札をお願い申し上げます。
江戸千家系の伝書ですが、他の流派では口伝相伝とされている内容が文章にされていますので、江戸千家の皆様のみならず、他の流派、特に茶箱を修める裏千家や大日本茶道学会の皆様、定まった手前が無く自らで創意工夫される表千家の皆様にもお役立ていただけると思います。
おすすめの商品ですので、ご検討をお願い申し上げます。
※商品画像の撮影につきましては、スマートフォンで撮影しております。実際の商品の色味に近づけるよう努力しておりますが、技術不足で至らない点はご容赦いただければ幸いです。
※書籍の本文については、商品によってプリンタ複合機でスキャンした画像の場合があります。
※評価に関しましては、近年評価不要の方が増えておりますので、当方へ評価をいただいた際のみご返信申し上げます。
※匿名配送により、領収書の発行は致しかねます。