ご覧下さりありがとうございます。
【商品案内】
関の居合刀製作所の老舗・美濃坂の「肥後拵」をもとに、剣聖 上泉伊勢守をイメージして拵えた特注の居合刀です。
変更した部分は、
鞘 : 黒呂→ 藤巻鞘/黒石目
鍔 : 波の図 → 柳生鍔
目貫 : 九曜紋 → 濃州堂製「家紋目貫 片喰」
目貫位置 : 通常 → 逆目貫
※藤巻については、見栄えを良くし、下緒を巻いたままでも藤巻の部分を持てるようにするため、既製の藤巻鞘より藤巻部分を一寸長くしています。
[ 定価: ¥101,250 ]
(本体¥55,000 藤巻鞘追加料金\36,300 特注加工賃\4,950 目貫\3,900 目貫家紋加工賃\1,100)
【上泉伊勢守の拵えについて】
上泉伊勢守の拵えは現存しませんので、あくまでイメージでの拵えです。
また、私は円明流を数十年鍛錬しましたが、新陰流は流派の方と数回交流したのみで詳しくありません。もし新陰流について間違った知識のところがありましたらご容赦下さい。
さて、拵についてですが、
目貫を逆目貫位置にしたのは、上泉伊勢守を流祖とした新陰流の数代後の後継者 柳生連也厳包の拵えが現存し、目貫が逆目貫位置なので、「ひょっとしたら上泉伊勢守の拵えにも逆目貫位置があったのかも」と思ったからです。
目貫は上泉伊勢守の家紋である「片喰」の目貫です。
鍔はこれも柳生連也厳包所有の現存する鍔で、「流祖の上泉伊勢守の鍔も似たような透かしの鍔だったかも」と思ったからです。
鞘を藤巻にしたのは、宮本武蔵の鞘にも藤巻鞘があったように、戦国を生きた兵法者は鞘でさえも武器として、けっこう荒っぽく使ったとの伝聞がありますので、「上泉伊勢守も、鞘が割れないよう鯉口を強化するために藤巻をしていたのでは」と思ったからです。
上泉伊勢守は宮本武蔵より一時代前の兵法者ですし、れっきとした戦国武将ですので、鞘も頑丈に拵えていたのではと思ったのです。
【仕様詳細】
刀身 : 強靭な強化合金による直刃仕上げ
刀の長さ : 2尺4寸5部
重さ : 鞘を払って約820g
柄糸の材質 : 純綿
柄巻の種類 : 捻巻
柄糸の色 : 黒
鍔 : 柳生鍔
頭・縁金具 : 唐草模様
目貫 : 別誂え「家紋目貫 片喰」
柄鮫の色 : 白
刃文 :直刃
下緒 : 純綿黒繁打織
【状態】
ほとんどの時間は刀箪笥にしまっていました。
鍛錬には使用していません。たまに刀箪笥から出し、刀掛けで飾っていました。
ですから、状態はかなり良いと思います。
とても大切にしてきましたが、そろそろ終活に入る歳となり、引越しを機に断捨離します。
できましたら、大事にして頂ける方に落札していただけますと嬉しく思います。
※コンディションの良い品だと思いますが、あくまで一度人の手に渡った中古品でありますことをご理解の上、ご落札のほどお願い致します。
画像に写っているものが全てです。神経質な方、完璧を求められる方は入札をお控えください。ノークレーム、ノーリターンでのお取引をお願い致します。
以上をご了承のうえご理解頂ける方、ご入札をお待ちしております。
【発送方法】
ゆうパック(おてがる版)にて発送します。
◆落札後は、24時間以内にご連絡いただけると幸いです。よろしくお願いします。