落語を聴くなら 古今亭志ん朝を聴こう
(落語ファン倶楽部新書1)
2010年3月14日 第1刷発行
著者 浜 美雪
一流は一流を知る。いまなお、多くの落語家、ファンに愛され続けている落語界の永遠の太陽、古今亭志ん朝の『芸』と『人柄』を、現在、第一線で活躍しているプロの落語家が語った!
オビ文は、中村勘三郎[『夢金』の船頭が大川に竿させば、雪がちらちら見えてくる……。これぞ、志ん朝師匠の芸、落語の醍醐味だと思う。]
(目次より)
■ 現役のプロが語る、志ん朝落語の魅力
林家正蔵『唐茄子屋政談』 唐茄子を売りさばいてくれた、通りすがりの兄ぃが志ん朝師匠とだぶるんです
桂米團治『居残り佐平次』 噺の運び方、テンポ、調子、間…… 志ん朝落語の粋が、あの「んー、おあがりンなるよおー」に凝縮されているんです
笑福亭鶴瓶『文七元結』 CDだって聴くなら一回きりにせなあかん
林家たい平『お見立て』 不思議と僕の耳には志ん朝師匠の声で聴こえてくるんですよ
春風亭小朝『明烏』 典型的な太陽型の噺家
春風亭昇太『崇徳院』 どんな噺も志ん朝ワールドにしてしまう 演者の魅力が噺に負けてないんです
三遊亭小遊三『花色木綿』 どうでもいいような所が実におかしいんです
古今亭朝太『道灌』 師匠の『道灌』はとってもあったかいんです
林家木久蔵『抜け雀』 だってこんな僕の耳に入ってきたんだから、間違いないですよ
古今亭志ん五『三軒長屋』 江戸の匂いがありながら、アルファロメオで飛ばしてるようなドライブ感があるんです
笑福亭仁鶴『四段目』 芝居好きの定吉と志ん朝はんが重なって見えました
柳家花緑『元犬』『愛宕山』 虚と実を自在に行き来しながら、独特のリズムを生んでいるんです
立川志の輔『火焔太鼓』 志ん朝落語って、聴いてるうちに自分でも演ってみたくなるんです
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