WesternElectricのD163716オイル入りぺーパーコンデンサー2個の出品です。
このコンデンサーの規格は16F 400VDCとなっています。
以前から使ってきたDELICAのD1Sミニブリッジが不安定になっていたため、代わりに最近購入した安物のLCRテスターで調べると16.8μFと16.88μFでした。
テスターで端子間の抵抗値を測ってみましたが抵抗値は50MΩ以上から∞でした。端子と鉄ケース間の抵抗値も∞でした。テスターは30年以上前に購入したサンワ製で抵抗レンジに1.5Vと9Vの電池を使用する物です。10数年以上オーディオから離れていた間に電池ホルダーが腐蝕するなどで故障していましたが、電池スナップの交換や端子の掃除でなんとか直せました。
以前アンプの電源にWesternElectricのコンデンサーを使って音が全然違うことに気付いてからWesternElectricのコンデンサーを集めるようになりました。音の良い悪いは人によって感じ方が違うようですが、WesternElectricだと音の輪郭がくっきりし、室内楽や器楽のホールの余韻が美しくなる、星の瞬きのような高弦ストリングスの煌めき感などで他のメーカーのコンデンサーは使う気がしなくなります。
WesternElectricのトランスやチョークコイルはコンデンサーよりさらに音の違いが顕著に表れると言われますが高価なのでトランス類は試したことがありません。
WesternElectricならばなんでも良いと言うわけではなく構造タイプ(型番)の違いや製造年代によってはガッカリな物もあるようです。
出品しているタイプの黒色ベークライト(エボナイト?)の端子の扱いかたですが、参考写真のように2個のナットの間に半田付け端子を挟むのですが、上下のナットそれぞれにスパナをかけて端子ボルトに回転力をかけないように締めます。緩める時も同様に上下のナットの両方にスパナをかけます。ナットが1個だけの場合はナットの締め付けで絶縁台に回転が加わって鉄ケースとの間にガタができて油漏れが生じる恐れがあります。ハーメチックシールなどと違い鉄ケースに端子台を押し込んでいるだけと思います。出品しているコンデンサーの端子には真鍮ナットを二重にお付けしています。このナットに合うスパナのサイズは11/32です。
半田付け端子は出品には含みませんのでご自分で入手して下さい。
アンプ等での実装しての確認はしていません。
当方はストア出品ではありませんので品物が届きましたら、受取連絡をお忘れ無きようお願いいたします。
当方個人の趣味でオークションに参加していますので適格請求書発行事業者の番号というのは持っていません。
D163716 COND(92-93)