【UNKNOWN(ブランド不明)ヴィンテージ カバーオール/SANFORIZED 表記/サイズM相当】
アメリカンワークウェア黄金期──1950〜70年代の空気をそのまま閉じ込めたような、ブランド不明の“Unknown”ヴィンテージ・カバーオールを出品いたします。
■ 無名ヴィンテージが放つ“リアル”
60〜70年代のアメリカでは、Sears、JCPenney(BIG MAC / PAY-DAY)、Montgomery Ward(POWR-HOUSE)など無数のストアブランドが存在し、下請け工場やローカルメーカーが大量のワークウェアを供給していました。
タグが欠損した個体は本作のように出自が特定できませんが、
胸ポケットの SANFORIZED(防縮加工)タグ、
そしてフロントに使われる当時のアメリカンワークウエアに頻繁に見られるディテールの汎用ボタン などから、
60〜70年代のストアブランド周辺工場製 と推測されます。
ブランドの名ではなく、“素材・縫製・エイジング”がすべてを語る一着です。
■ ディテール
・ザラ感ある60sデニム × 美しい縦落ち
現代では不可能なリアルな色落ち。ムラ糸の表情が抜群。
・三本針ステッチ × 太番手糸
耐久性重視の無骨な縫製。肩・腕・身頃のステッチワークが圧倒的。
・大きめラウンドポケット
BIG MAC や PAY-DAY の60年代ジャケットに見られる典型的デザイン。
・左肘のフェード&汚れ
本物の使用感から生まれた“表情”。スタイルに説得力を与えるディテール。
・背中の補修跡(四角いデニム叩き)
当時のワーカーが自身で直したような素朴で味わい深いリペア。
・右袖カフスのみボタン交換済み
左袖・フロントは月桂樹ボタン、右袖のみ無地メタルボタン。
“現場修理”感が漂うリアルワークの証。
・左ポケット内側にデニム当て布リペアあり
外からは見えませんが、ポケット裏には別生地デニムを使った補修が施されています。
この“見えないリペア”こそ、ヴィンテージ玄人が最も惹かれるポイント。
当時の職人、もしくはワーカー本人が、そのまま直しながら長く使った歴史が感じられます。
■ サイズ(実寸)
肩幅:45cm
身幅:54cm
袖丈:60cm
着丈:74cm
※素人採寸ですので多少の誤差はご了承ください。
■ まとめ
色落ち、補修跡、汚れ、裏側の当て布、ボタン交換──
大量生産されたワークウェアが、長い年月を経て “世界にただ一つ” の表情へと変わった一着です。
ブランド名ではなく、“物の説得力” で勝負できる本物のヴィンテージ。
ゆうパケット匿名配送送料無料です。
ぜひこの機会にご検討ください。よろしくお願い致します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(2025年 12月 3日 14時 32分 追加)un-6480