美術手帖 2016年7月号●特集=2.5次元文化 キャラクターのいる場所
出版社 : 美術出版社; 月刊版,21cm
特集
2.5次元文化
キャラクターのいる場所
日本のマンガやアニメやゲームを中心とする
コンテンツ産業において、近年「2.5次元文化」と呼びうる、
ライブ性や体験性の高い表現形態が注目を集めている。
2.5次元」という言葉は、キャラクター表現において、
平面と立体のはざま、虚構と現実のはざまなど、様々な解釈が可能だ。
例えば「2.5次元ミュージカル」では、
「キャラクターがマンガから抜け出してきたみたい! 」という
“次元を超えた"驚きや感動が、観客の心をとらえる。
それはイマジネーションの力に支えられたな知的な遊戯であり、
現代のリアリティーを揺さぶる可能性を秘めているかもしれない。
広がりゆく「2.5次元文化」の諸相とその背景を、多角的にひもときたい。
SPECIAL FEATURE
2.5次元文化
キャラクターのいる場所
PART 1 2.5D STAGE/MUSICAL
2.5次元舞台/ミュージカル
STAGE 1
ミュージカル『テニスの王子様』
「テニミュ」という魔法の国のつくり方
エグゼクティブプロデューサー 松田 誠
オリジナル演出/振付 上島雪夫
脚本/作詞 三ツ矢雄二
古田一紀(越前リョーマ 役)
三浦宏規(跡部景吾 役)+内海啓貴(日吉 若 役)
SPECIAL PHOTO
MUSICAL THE PRINCE OF TENNIS CONCERT
Dream Live 2016
これから見られる! 2016年オススメの2.5次元舞台
SATGE 2
舞台『刀剣乱舞』
「刀剣男士」に心を宿す
ニトロプラス代表取締役 小坂崇氣
鈴木拡樹(三日月宗近 役)
脚本/演出 末満健一
衣裳 惠藤高清
STAGE 3
インタビュー:2.5次元をめぐる声
植田圭輔
西田シャトナー
片岡義朗×やまだないと
STAGE 4
論考:3つの視点から読む2.5次元
2.5次元ファンの舞台の見方~宝塚ファンとの比較から~
マンガと2.5次元 『弱虫ペダル』におけるキャラクター生成のメカニズム
2.5次元、僕らの新しいスポーツ ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」
PART 2 2.5D CULTURE
加熱するキャラクターカルチャー最前線
「2.5次元文化領域」
2.5次元文化領域MAP
イマジネーションとのインタープレイ~2.5次元文化領域の射程~
CASE STUDY
劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』
監督・菱田正和インタビュー+論考「コールアンドレスポンスの妙技」
応援上映/キャラ声優ライブ/アイドル×声優/
キャラSNSアカウント/コンテンツツーリズム/コスプレ
対談:川口晴美(詩人)×岩川ありさ(文学・クィア批評)
キャラクターと「わたし」が出会う0.5の場所
ARTIST INTERVIEW
折元立身 Tatsumi Orimoto 島敦彦=聞き手
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コンディション:概ね良好です。
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