
こちらは新発見草稿となる岡田鯱彦の1949年、デビュー間もない時期の傑作「別冊宝石」に掲載された「四月馬鹿(エイプリル・フール}の悲劇」での岡田鯱彦の直筆原稿ー草稿4枚セットです。70年以上前のもの。
70年以上前のものゆえ、変色あり、ヤケありますが、文字はしっかり読めます。大きな欠損はありません。年相応です。
あの江戸川乱歩をも驚嘆させたミステリの本格派で、横溝正史なども一目置いてました。それもあり、江戸川乱歩は島田一男、香山滋、渡辺剣次、楠田匡介、中島河太郎、千代有三、荻原光雄、鷲尾三郎らとともに岡田鯱彦も入れて、十人会結成。写真は概ね十人会の集まりでのもの(江戸川乱歩、島田一男、香山滋、岡田鯱彦、中島河太郎、千代有三ほか)。
1949年にデビュー。これはデビュー年に描かれたもので「四月馬鹿(エイプリル・フール)の悲劇」は当時、若き日の佐野洋はじめ、多くの探偵小説家をも唸らせました。こちらはその草稿でまさに第一級の資料。新発見原稿です。
4枚セット。書き出しの最も貴重な部分、1枚ー不思議な老人を四月馬鹿の会に招いて悲劇を招いてしまったこと、幽霊の存在を信じるか否やの原稿1枚、65ページは2枚あり、それぞれ書き出しが違い興味深いです(いずれも本原稿にはないもの)。幽霊の真似をして切り殺された学生の話。
いずれも大事な核心部分のもの。当時のものは残っておらず、まさに岡田鯱彦の幻の原稿にふさわしいです。お大事にしていただければ、と思います(敢えて全部は映していないです。岡田鯱彦のかつての所持品です。彼の戦前のものなどと混ざっており、自身においても大事なものだったことうかがえます)。
貴重品のため、ゆうパック、もしくはレターパックでの発送です。防水対策もしてお送りします。
こちらはもともと岡田鯱彦ご本人の所から出たもので前に購入された方は関連ものまとめて3桁ぐらいはお支払いしていたようで、こちらをそれなりのお値段でお譲りいただけました。そのため、一定の評価をつけた上でそれなりのお値段はつけています。
「江戸川乱歩写真岡田鯱彦デビュー2作直筆原稿10枚[妖鬼の呪言]1949年美少女預言者植森茉莉 写真 島田一男/香山滋/中島河太郎千代有三 十人会 」80000円、こちらと同時購入の場合は1万円割引して、15万円でサービスいたします。1万円は落札されてお支払いした後に受取連絡後に1万円お返しします。