有害化学物質の話 農薬からプラスチックまで (PHPサイエンス・ワールド新書) [新書]
井田 徹治 (著)
内容紹介
いま子どもたちが手にしている各種のプラスチック製品をはじめ、
居間や食卓、トイレやお風呂まで、私たちが想像する以上に生活の身近なところに、
有害な化学物質があふれています。最近の母親とその子どもたちの研究から、
胎児や乳幼児などは化学物質への感受性が高く、ぜん息やアレルギー、
運動面や精神面の発達への障害が危惧されています。
■テレビやパソコンの難燃剤が危ない!
■カーテンやカーペットにも、臭素系の難燃剤が使われている
■室内の「ほこり」にも、臭素系のダイオキシンが見つかる
■フライパンやレインコートに、有機フッ素化合物が
■哺乳瓶や食器に、ビスフェノールAが
■ 建材や家具の接着剤に、揮発性有機物質が
■家庭菜園ではネオニコチノイド系の殺虫剤が
■世界の海に流れ出すプラスチックごみ、そして「環境ホルモン」
二十数年間、こうした問題の最前線を追いかけてきた記者が、
地球の生態系と人間の健康を脅かす有害化学物質の現在と真実を、生き生きと描き出す。
内容(「BOOK」データベースより)
怖いのは、PCBや農薬のDDTだけではなかった。パソコンやテレビから化粧品、
洗剤、塗料、プラスチック製品に至るまで、私たちは人工的な化学物質に囲まれて暮らしている。
指数関数的に増え、後でそれが有害と分かることも。
近年は、電化製品に含まれる臭素系の難燃剤による人体汚染が注目を浴びている。
二十数年この問題を追いかけてきた記者が、地球の生態系と人間の健康を脅かす有害化学物質の真実に迫る。
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