1巻*『日本とイエスの顔』/解説:山本芳久
《日本とキリスト教》という重い課題を担い、苦闘した著者の思索の礎石。新たに解説と解説を収め、1976年刊行の初版に収録された遠藤周作氏、矢代静一氏、三浦朱門氏のエッセイ、他誌に寄稿された刊行の喜びを綴る遠藤氏のエッセイを収録
2巻*『余白の旅:思索のあと』/解説:小野寺功
生きる意味を見出せない若き日の苦悩から、《日本とキリスト教》という命題を背負っての帰国……。生きとし生けるものを生かす「余白」から吹きぬけてくる風を、聖霊と捉えるまでの思索を明かす。新たに解説と解説を収め、遠藤周作氏のエッセイなどを収録。
3巻*『キリストを運んだ男:パウロの生涯』/解説:若松 英輔
キリストの福音を異邦世界に伝えるために苦闘した、パウロの生涯と思想を、西洋的キリスト教と格闘してきた著者自身の経験に重ねて考察。さらに、井筒俊彦のイスラーム思想等にも示唆を得つつ、日本文化にも通底し得る一神教的神把握を模索した結実を語る。
4巻*『わが師イエスの生涯』/解説:広谷和文
心の琴線をふるわせるイエスの姿とその悲愛(アガペー)を、一人でも多くの友に届けたい……。日本におけるキリスト教伝道、福音の喜びを伝えることに生涯を賭けてきた著者が、イエス・キリストの誕生から復活までを渾身の力を尽くして完成したライフワーク。
5巻*『遺稿集「南無アッバ」の祈り』/解説:山根道公
日本人の心に届くようイエスの教えを伝えるため模索し続けた、カトリック司祭井上洋治。思索の末に辿り着いた、「南無アッバ」の祈りのこみちを始めとして、命を賭して語られたメッセージを収録する。山折哲雄氏との対談、井上神父の詳細な年譜も併せて掲載。
6巻*『人はなぜ生きるのか・イエスのまなざし:日本人とキリスト教 抄』
信じることによる喜びと安らぎをわかりやすく語る、井上神父初の講演録『人はなぜ生きるか』と、思索のルーツが示される『イエスのまなざし』よりエッセイを収録。
井上神父に影響を受けた現代作曲家・細川俊夫氏と、井上神父の畏友・遠藤周作のエッセイも収録。
7巻*『まことの自分を生きる・イエスへの旅』
自らの心の友、宮沢賢治、松尾芭蕉、西行、良寛を師イエスに紹介する思いで綴る『まことの自分を生きる』と、自身の経験から日本の福音宣教のあり方を探求した『イエスへの旅』を収録。
ロシア文学者・安岡治子と、現代作曲家・松村禎三によるエッセイも収める。
8巻*『法然:イエスの面影をしのばせる人・風の中の思い:キリスト教の文化内開花の試み 抄』
「西洋のキリスト教というだぶだぶで着づらい服を福音の原点に立ち帰って日本人のからだに合わせて仕立て直したい」
遠藤周作と志をともにし、日本人の心の琴線に触れるイエスの教えを模索し続けた井上洋治神父の著作選集、第2期第3回配本!
悲愛(アガペー)を生きたイエスの生涯と重なる法然の生涯を描く『法然』と、井上神父のテレーズ論、キリスト教の日本文化内開花(インカルチュレーション)のための礎石となる論考6本を『風のなかの想い』より収録。カトリック作家・木崎さと子と、音楽評論家・遠山一行のエッセイも収める。
9巻*『南無の心に生きる・イエスをめぐる女性たち 抄』
「西洋のキリスト教というだぶだぶで着づらい服を福音の原点に立ち帰って日本人のからだに合わせて仕立て直したい」
遠藤周作と志をともにし、日本人の心の琴線に触れるイエスの教えを模索し続けた井上洋治神父の著作選集、第2期第4回配本!
心に渇きを覚える現代人を真の安らぎへと導く南無の心を説く『南無の心に生きる』と、福音書に登場する7人の女性を通してイエスの温かい眼差しに迫る『イエスをめぐる女性たち』を収録。宗教学者・山折哲雄と、カトリック作家・安岡章太郎のエッセイも収める。
10巻*『日本人のためのキリスト教入門・井上洋治著作一覧』
慶応義塾大学における講義を『日本人のためのキリスト教入門』として単行本化。日本人に響く言葉でキリスト教をわかりやすく解説する。さらには、「井上洋治著作一覧」、高橋たか子氏のエッセイ、佐藤優氏の書き下ろしエッセイも併せて収録。充実した一冊。
別巻*『井上洋治全詩集』(CD未開封)
神の悲愛(アガペー)で満たされたイエスの瞳で見た青空、空の鳥、野の花が見たい。そんなイエスへの道を求めた井上神父が、自然との交感のなかで日本人の感性に誠実に御父への全幅の信頼をもってアッバと呼びかける、「南無アッバ」の祈りの詩がおのずと溢れ出る。
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