御存知!Hard Bop末期/Free Jazz前夜 Mile Davis 黄金のクインテット初期大傑作「Miles Smiles」日本独自リマスター紙ジャケット仕様/SACD仕様限定版
SACD仕様版でございますが、日本独自仕様の模様でございます。
日本特有の高音中心のマスタリングで、幾分杓子定規的なではございますが、非常に良心的な音質でございます。
アナログ盤にせよ、CDにせよ、SACDにせよ、ハイレゾにせよ、ハイレゾにせよ、マスターテープの正確な再現が一番重要なテーマとなりますが、
オーディオ・ファンから「アナログ盤が一番マスターテープを再現していたのではなかろうか?」
との指摘が挙がり、嘗ての名マスタリング・エンジニア故George Marino等が手掛けた当時のアナログ盤が高値で取引されるここ昨今でございます。
されど、今作にはスクラッチノイズはございませんが..............................................
内容は言わずもがな。
ラインナップは”黄金のクインテット期”と呼ばれる名手揃い。
故Miles Davis(Trumpet)、故Wayne Shorter(Sax、後にWeather Report他)、Herbie Hancock(P、後にHeadhunters他)、
故Tony Williams(Ds、後にTony Williams' Lifetime/”New” Lifetime)、Ron Carter(B、のちにV.S.O.P.他)となります。
1965年10月24・25日アメリカ・ニューヨーク”Columbia 30th Street Studio”での制作となります。
「古いJazzなんかやってないで俺と一緒に新しいJazzを造ろう」と故Art Blakeyの元から逸材故Wayne Shorterを引き抜いた故Miles Davis。
故Wayne Shorterの作曲能力に注目しており、
故Wayne Shorterの用意した楽曲を基に故Wayne Shorterと当時の若手Herbie Hancock/故Tony Williamsという逸材を生かし如何に音楽を発展させるか?
に腐心した感がございます。
但し、Ron Carterの堅実さを土台に、という感がございます。
型に嵌った音楽性に嫌気が差しつつある感があり、演奏の自由とスリル、音楽的な興奮を重視した感がございます。
かの名ライヴ盤”Live at Plugged Nickel”(のちに驚愕の”The Complete Plugged Nickel”化)に繋がるもの、
音楽性変貌期の橋渡し的な内容の感がございます。
非常に充実した内容でございますが、今作では故Miles Davis の作曲クレジットが一曲のみ。
次作以降は作曲面は故Wayne ShorterやHerbie Hancockに委ねる事となっていきます。
故Miles Davis 自身はアレンジ面や楽曲編集面等々での多々なる貢献と思われますが、時代は英国を中心としたロック音楽の多様化の時期。
「何故あれ程に若者はロック音楽に熱狂するのか?」と故Miles Davisがロック音楽へ嫉妬交じりに接近し始める時期でございます。
”黄金のクインテット期”と呼ばれる時代で正に全盛期の感がございますが、
既に更なる新しいJazzの創造に向けてRock/Funk音楽への興味と分析に没頭し始めた感がございます...............................................................
演奏終了後の故Miles Davis 自身の呟きが非常に興味深いものでございます............................................................
現在では入手が困難の模様。この機会に是非。