ここに紹介させていただく回転シェルは、600個以上を売り上げた実績を持つ製品の最新バージョンで、買われた方には大変喜ばれています。回転シェルは80年代に発明され、ラジオ技術で紹介されました。その特徴は定位が良くなる。情報量が増す。内周でも歪みを感じなくなる。スクラッチノイズが減り静かになるため音圧が上がったように感じられる等の特徴があります。 感度良くサブシェルが動くため音がフラフラするのではないかともう方がいますが、芯のある高解像度の音がでます。何より無音の中からリアリティ溢れる音楽がでてくることに驚かれる方が続出しています。
この回転シェルを使っているユーザーの方がFaceBookに載せているサイトがあります。「レコードプレーヤー同窓会」で検索すると、回転シェルのサイトを見つけられると思います。
■ Ver6.0 音の深化
好評をいただいていたver5.0の音が深化しました。支柱の厚さを増し、ブリッジの材質変更と厚さを増しました。豊かな重低音が軽々とでていたver5.0からさらに音の立ち上がりが良くなりました。またその収束も同様です。音質調整用のネジをチタンに変更しました。また真鍮製のスペーサーも加えたことにより、全帯域の倍音がとてもきれいに伸びるようになりました。
この回転シェルの音は、
・スクラッチノイズがとても少なく、無音から音楽が鳴り始めるよう感じます。
・録音時のホールやスタジオの残響音がはっきり聞こえます。
・内周側の歪がとても少なくなります。
・定位は各楽器の場所と奥行きを感じられます。決して音像が大きくならず等身大で聞こえてきます。中高音や音場については、刺激的な音が少なく前後左右に音場が広がり、良いバランスで音楽を楽しむことができます。
・重量は12g前後で一般のシェルと同等です。また取り付けもそのままの交換が出来る点も前作と同じです。お手持ちの各種カートリッジの個性を最大限引き出すことのできる高音質の製品だと自負しています。さらに深化した回転シェルver6.0よろしくお願いします。
■ 回転シェルVer6.0の仕様
① 4Pコネクター以外は硬い木材を組み合わせて使用
② 回転部分にボールベアリングの余分な油の洗浄・選別してから使用し、極めてスムーズに回転します。
③ リード線は、高音質ウレタン被膜銅線0.06mmを使用。これを2本使ってシェルチップに半田づけ。リード線は取付時断線しやすいので予備コード2本をつけ、合計6本一組 が付属します。リード線の断線は無料で補修しますが、送料は負担していただきます。
④ カートリッジの固定ネジをサブシェルの下部からねじ込む方式です(サブシェルに雌ネジが切ってあります)
通常はこのサブシェルですが、写真10のように上からネジを入れるタイプも用意しています。これが欲しい方は入札終了後速やかに連絡を頂ければ、交換して送付します。
⑤ カートリッジを取り付ける面の高さが、一般的なシェルと同じ位置にあるためアームの高さ調整が必要ありません。従ってシェル交換が簡単に行えます。
⑥ 軽量化を図り、重量は12g程度で一般のシェルと変わりませんので、アームの重り加算は必要ありません。
⑦ 回転しすぎるとリード線を切ってしまいます。このシェルでは音に影響しないように配慮しながら、ピンを打ってストッパーをつけ、回転しすぎを防いでいます。
⑧ 手作り製品です。工業製品のような精度はありません。それを承知の上でお買い求め下さい(ただし出てくる音は本物ですが・・・)多くの人に聞いてもらいたいという思いで、価格をそのままに抑えました。この機会に聴いてもらえれば嬉しいです。
⑨ 数日程度のエイジングが必要です。
◆ ver6.0 の 感想です ◆
★回転シェルとても素晴らしい音楽聴かせてくれております、心から感謝致します。カートリッジ取り付け、慎重に慎重に時間かかりまして、やっとの思いでようやくに聴いたのは、たまたまプレーヤーに載ったままの『ボレロ』でした。びっくりしまして思わず何回か繰り返して聴くことになりました。音の違い云々どころでなく、流れる音楽に浸ってしまいました。とても生々しい雰囲気あふれる演奏となりました。それぞれの木管楽器の音色の違いも、よりハッキリして微妙なビブラートなど演奏者の息遣いが伝わってくるようです。弦楽器も艶やかで美しく、輝くような金管楽器の音、頑張り続けるスネアドラムも全ての楽器の音が、とにかく生々しくなり音楽に包まれ聞き惚れてしまいます。空間も前後左右に広がって、目の前に迫る音もあれば、彼方で囁いている音も聴こえます。自分はオーディオ的な表現うまくできず恐縮ですが、回転シェルのおかげでレコードがまた好きになりました。貴重なご縁に感謝致します。回転シェル素晴らしいです!(2025.1.29 北海道北広島市 A様)
★音の臨場感、立体感が際立っておりアカペラの声などはその場で歌ってる感じがでますね。びっくりです。中高域の音の揺らぎが良いです。トーレンスからYAMAHA GT2000に変更して音がガチガチにしまってた感じがなくなりましたね。少し低域は寂しくはなりましたがそこはイコライザー調整で補ってます。ジュリーロンドンを聴くと彼女の息遣いまでが揺らいで聴こえる気がします。YAMAHAに変更しての欠点はアームがよろしくなくトーレンスのSMEが良かったのですがそれを補うシェルと感じてます(2024.12.27 福岡県北九州市 T様)
★リピートさせていただきました。気に入っていた別のカートリッジを同じ条件で再度比べたかったからです。それぞれ特徴は変わらないながら豊かになった音を聴かせてくれています。慣らしが終わって鮮烈に感じた音に落ち着きが出てきました。ジャズもクラシックも楽器の音がより実物に近く感じられます。サックスの音はより艶っぽく、ピアノは響きが豊かになりました。ベースやドラムスがしっかり聞こえ、ジャズはよりグルーブ感が増し熱気が伝わります。クラシックでは、古楽器の協奏曲でバイオリン奏者の人数がわかるかと思うほどホールの雰囲気を感じられたり、カンタータやオルガン曲で協会にいる錯覚を覚えます。この価格でこの音質改善は驚きです。ありがとうございました。('24.10.19 長野県松本市 K様)
★到着後、早速装着して試聴を始めたところ最初の出音から以前との違いにびっくりです。ターンテーブルを二台使っているのでもう一組欲しくなりましたので再購入します('24.12.16 東京都新宿区 N様)
★感想その2 Ver6+紫檀サブシェル+シェアーtype3+テレフンケン0.09φリード線。今、レコードを取っ替え引っ替え聴いてます。私はガラード401+SME3009S2にtype3がジャズにはone of the best。と、信じてました。しかし、上記の組み合わせは次元が違うと言うか正に目の前に演奏者が浮かび上がり、それぞれのポジションでスイングするのが手に取るようです。鈴木章治さんの鈴懸の径が大好きで一つのリファレンスとして何か変更したら必ず確認のために必ず聴きます。音が良いとか定位がどうとかどうでも良いですね。ただ気持ちよく聴ける。目の前の演奏者それぞれの表情、身体の動きすら手に取るようです。また、トムジョーンズです。ノリが抜群で本当に音楽を楽しめ高校時代に戻ってしまいます。音が「どうこう」などはこのシェルの前には無意味な論争でしょう。兎に角、一聴の価値がある。抜群に楽しめます。有難うございます。良い物を知りました。有難うございます。因みに通常私のプレイヤーはBL111FR64Sで聴いています('24.12.10 北海道夕張郡栗山市U様)
★感想その1 インプレですがちょっと変わりすぎ? よくなりすぎ? 今回DL103に装備しましたが解像力の向上からか?表現力というか歌い手の表情すら見える感覚はver5から大きな違いです。ver5とてかなりというか? 不満はなかったのですが・・。当初私の組み合わせですとver5にはDL103は合わない?感じから即中止したのですがver6にはいいですね。そして、やはり動く部分があるからでしょうLP数枚聞くうちにどんどん音が良く、濃くなるというか? 自然になる、生音感覚が進んできています。正直今までver5にテクニカのAT15Eaをメインとしてかなり気に入っていました。また、SPUにもver5装着して満足していましたが罪作りですね。今、お気に入りのシェアータイプ3にもver6を導入するか?その前に他カートリッジもver6に変えようか? ver7を待とうか悩んでいます。と、いうか年金生活者には切実な悩みです(笑) いずれにしても1万足らずでこの音質向上というか、音楽のクオリティー、気持ちよさが上がるのは大ヴァーゲンです。 良いものをありがとうございます。 PS .ver5+AT15Eaを改めて聞いてもこれはこれで悪くは当然ありません('24.12.2 北海道夕張郡栗山町 U様 ver6.0)
★モニター1 ver5.0を聴いて同じカートリッジでver6.0を聴いてみました。とても変化が大きく、まずは力強さが増しました。低域の曖昧さが無くなって、低域の音階が素晴らしいですね。中高域も金属の質感がリアルで、音が前に出る感じも圧巻です。これを聴いてしまうとver5.0は聴く回数が減るのは間違いないですね~後略~('24.11月 山口県山口市 Y様 ver6.0)
★モニター2 新しいVer.6.0を聞かせていただきましたのでその感想です。視聴したのはスティーリーダンのガウチョです。Ver.5でもすばらしかった低音が更に立ち上がり良く出てきました。中音域も高音域も解像度が高く、ボーカルも男女ともに艶やかな上に、個々の楽器の音もあまりにもリアルに聞こえるので、そこで演奏しているかのようです。我が家のシステムでは少し陰に隠れていたウインドチャイムの高音もくっきり聞こえるようになりました。音楽を作り出している人々の意図が垣間見えるようなそんな音になってきたと感じています。これほどの音を出すための試行錯誤に敬服します。本物の音をありがとうございました('24.11.15 釧路市モニター M様 ver6.0)
★モニター3 早速同じDL-103を取り付けてみての最初の感想です。試聴盤 フュエゴ/ドナルド・バード
音が明るく力強くなっている。ジャズ向きか…。シンバルが金属製と感じる音。ドラムのアタックがリアル。サックスの音質が更にリアルになった。ベースが気持ちよく弾む。音場は透明感が増す。響はとても美しい。細かい音がよく出てくる。分解能と楽器の質感が向上。音の良さと演奏のリアル感に満足でき、音楽性が高くなっている。とてもDL-103の音とは思えない。以前使っていたオルトフォンのMC30superの音のようでした。レコードの最内周まで演奏に浸る事が出来ました。このアップグレードは素晴らしいですね('24.10月 熊本県菊池市S様 ver6.0)
★モニター5 NEW Verを導入させて頂きましたので、Ver5.0との比較感想になります。まず最初に感じたのは中高域が歪み無くさらに伸びやかになり倍音がより豊かに感じられます。ダンピングが増して解像度、定位感、スピード感が向上して中低域がさらに締まり良く下まで伸びています。音場の広さ、立体感といった空間表現がより感じられるようになりました。前作のVer5.0を導入した時はこれ以上は無いだろうと思っていましたが更なるブラッシュアップに頭が下がります('24.11.7 釧路市モニター K様 ver6.0)
◆カートリッジ取り付け用のボルトは付属しません。