商品は、F-TOYS(エフトイズ コンフェクト)から2008年に発売された『1/144 WORK SHOP Vol.14 EX U.S.NAVY COLLECTION 艦載機コレクション』より『01.F-14Aトムキャット a.第1戦闘飛行隊 空母エンタープライズ搭載1973年』になります。
外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。ブリスター裏面のパーツ小袋もあります。リーフレットもあります。
また箱の右側面の応募券が剥ぎ取ってあるので、箱マニアの方は入札されない方が良いでしょう。
F-14は可変翼機ですが、この模型のF-14Aは、主翼が左右連動して動きます。
第1戦闘飛行隊(VF-1)の111号機。原子力空母エンタープライズの飛行隊なので、日本でもこの塗装は有名です。
VF-1のニックネームは『ウルフパック(=オオカミの群れ)』なので、機首と垂直尾翼に狼の横顔が描かれてます。
◆趣味のVF-1(第1戦闘飛行隊)
VF-1とVF-2は、1973年にアメリカ海軍で最初にF-14Aトムキャットを装備した部隊です。
VF-1、VF-2ともに原子力空母エンタープライズの戦闘機部隊としてベトナム戦争に参加してます。
1980年にエンタープライズがレーダー類を近代化改修するためにドック入りしたので、VF-1は空母キティホークの戦闘機隊に。
1984年に空母レンジャーに乗り換えて、イラン・イラク戦争に参加。1991年の湾岸戦争にも参加。
1993年に空母レンジャーが退役したので、ミラマー空軍基地所属になったのですが、海軍の主力がF/A-18ホーネットに切り替わっていたので、そのまま1993年の10月1日に部隊が廃止になりました。
乗ってる空母が主に太平洋とインド洋に配備されていたため、時々、日本にもやって来てます。
◆趣味のF-14トムキャット
F-14トムキャットは、F-4ファントムⅡの後継機の海軍戦闘機。
その最大の特徴が可変翼です(※この模型でも左右連動して動きます)。
飛行機は速くなるほど翼が小さい方が都合が良くなります。音速に達すると機首で発生するソニックブーム(衝撃波)で自分の翼が壊れてしまうから。
しかし翼が小さくなると、飛行機は浮き難くなるので、離着陸距離が長くなります(長大な滑走路が必要になる)。飛ばすのはカタパルトを使えば何とかなるものの、飛行甲板の長さが200mぐらいしかないので、着艦はどうにもなりません。
海軍としては、マッハ2で飛べる超音速戦闘機が欲しいものの、空母で運用する為には、低速性能が高い方が良いので、翼が大きい方が良いとゆー。
そこで開発されたのが可変翼。離着艦時には翼を広げ、音速飛行時は翼を閉じてデルタ翼機に変身する。特にF-14では速度に応じて翼が自動で開閉する能力があります。
これにより、超音速性能と低速性能の両方を満たすことが出来るとゆー。空母で運用する海軍ならではの事情があります。
F-14の開発が始まったのは1970年代ですが、その10年前の1960年ごろ、アメリカ海軍はF-4ファントムⅡの次世代の高性能戦闘機を欲してました。F-4よりも速く、F-4よりも航続距離が長く、F-4よりも大型のミサイルが積める艦隊防空用の高性能戦闘機。
ちょうど大型の原子力空母が完成した事もあり、原子力空母用の大型高性能戦闘機が欲しいなあ。と米海軍が考えてました。
同じ頃、空軍はF-105の次世代の攻撃機を欲してました。
同じジェット機なんだから、海軍と空軍で別々の飛行機を開発するより、同じ機体を使えば、開発予算を削減できるじゃん。という国防長官ロバート・マクナマラの発案により空軍と海軍共用の次世代機F-111が開発される事になりました。
これは傑作機F-4ファントムⅡを空軍でも採用した所、うまく行ったので、同じ事をもう1回やろうとしたのです。
が! 結果から言うと、うまく行かなかった。
海軍機を空軍が使う分には、何の問題も無いのですが、逆は無理とゆー。
空軍機は地上の滑走路を使う為、機体の大きさや滑走距離の制約がありません。
一方、海軍機は空母で運用する為、大きさ・重さ、離着艦速度の厳しい制約があります。
空母のエレベーターに乗らないとダメだし、エレベーターで運べる重さじゃないとダメだし、カタパルトで射出できる機体強度と、空母にゆっくり着艦できる低速飛行能力が必要です。
なので最初から空母で運用する事を前提に設計されたF-4を地上の滑走路で離着陸させるのには何の問題も無いのですが、逆は無理っぽい。
F-111の海軍型F-111Bは、いちおー完成したものの、海軍は不採用にします。
そしてF-111でゴタゴタしてる間に10年経過してしまい、その間もずーっとF-4ファントムⅡが現役だった為、1970年代に入ってF-4に代わる高性能戦闘機として開発されたのがF-14トムキャット。
可変翼を採用し、超音速飛行時には翼を畳んでデルタ翼機として、離着艦時には翼を開いて低速飛行が可能。
空母機動艦隊を敵機から守る為、射程200kmの長距離フェニックスミサイルを装備。敵戦闘機との戦闘に備え、中距離ミサイルのスパローと短距離ミサイルのサイドワインダーも装備可能。
射程200kmのミサイルを積んでるという事は、その距離が見れるレーダーも積んでるという事、F-14の火器管制装置は、24の目標を同時に追尾する能力があり、6つの目標に対してミサイルによる同時攻撃を仕掛ける能力があります。
コックピットは複座で、前席が操縦で後席がレーダー手席(F-4と同じ)。通常は後席で中距離ミサイルと長距離ミサイルの操作を行います。
最高速度はマッハ2.3。
可変翼は速度に応じて自動で閉じたり開いたりします。
同時期に開発されたF-15と比べると、可変翼の下に武装を吊れない為、兵装の搭載量が少なく、可変翼の機構の為、F-15よりも重いという欠点があります。
700機以上生産された名機になりますが、アメリカの他は、オイルダラーで潤ってたイランで採用されただけなので、F-15と比べると生産数は少なくなってます。
F-14とF-15は西側各国に売り込みを掛けたのですが、ほとんどの国がF-15の方を採用してます。これは、どこの国も原子力空母を持ってない。というのが大きいです。
またF-14は2006年に全機退役し、F/A-18ホーネットと交代しましたが、実は性能はF-14の方が良いのです。ただF/A-18の方が値段が安いので・・・。
ところでイラン空軍のF-14ですが、アメリカからF-14の予備部品を密輸したり、退役したF-14のパーツを密輸したりしながら、まだ現役らしいです。
エリア88でミッキーが乗ってたF-14もイランに輸出されて行方不明になってた機体をマッコイの爺さんが見つけて来た奴でしたし。
マクロスゼロでは、2008年なのにF-14が未だに現役で、後にバルキリーにまで発展してしまいます。
アメリカ海軍最強にして、最高にカッコ良い戦闘機、それがF-14です。
1/144なので、全長は約13.5cm。
組立は垂直尾翼の差し込みとタイヤの組立のみです。
部品の差し替えで、タイヤを降ろした状態と、タイヤを格納した状態のどちらかを再現出来ます。
デカールは、機番変え用の数字が一揃いあるので、VF-1(第1戦闘飛行隊)の好きな機体番号にする事が出来ます。
写真の1枚目は、ブリスターと箱とリーフレット。
写真の2枚目は、翼を開いた状態(※見本)
写真の3枚目は、超音速クルーズ状態(※見本)
写真の4枚目は、デカール
写真の5枚目は、リーフレット
写真の6枚目は、箱の側面(応募券が切り抜いてあります)
◆発送に関して。
定形外郵便290円で発送予定です(+210円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます)。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です(高くなるが・・・)
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
●ゆうパック(60サイズ)
[長崎県] 820円(長崎県内)
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
■の仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなのはオークションのお約束~♪
他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります(私も発送作業が楽だし! 取り置きも可)
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あと終了直前入札は避けていただけると、出品者としてありがたいです(特に複数落札の場合)。
この商品は!一括出品ツール「オークタウン」で出品されています。