御存知!第四期Deep Purpleの貴重な制作リハーサル公式音源 「Days May Comes and Days May Go」 輸入盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
故Tommy Bolinの遺族が運営する”Tommy Bolin Archives. Inc”から音源提供を受けた模様で、
ノイズ処理等を含めた音調整が成されリマスターが成されたもの。
この手の類としては非常に高音質且つ非常に良心的な音質となっております(何せ公式盤ですし....................................)。
内容は言わずもがな。
ラインナップは興味深い名手揃いの第四期。
故Jon Lord(Key、ex-The Artwoods、後にPaice, Ashton & Lord/Whitesnake等)、
Ian Paice(Ds、後にPaice, Ashton &Lord、Whitesnake/Gary Moore Band等)、
Glenn Hughes(B/Vo、ex-Trapeze、後にHughes/Thrall等/Black Country Commmunion等)、
David Coverdale(Vo、後にWhitesnake、Coverdale/Page)、
故Tommy Bolin(G、Vo、ex-Zephyr、Energy、James Gang、Billy Cobham/Alfonso Mouzonセッション他)となります。
1975年6月アメリカ・カリフォルニア州”Pirate Sound Studio”(後にRainbowも使用)での制作リハーサル録音からの抜粋となります。
御存知!かの大傑作”Come Taste the Band”制作に向けての制作リハーサル・セッションで、
バンド演奏形式で音楽性や楽曲構築の為のアイデア出し・拡大・纏めを行うというもの。
新作制作に向けてお互いの音楽性の手の内を探るのみならず、新加入したTommy Bolinの才能を試すという感がございます。
(部分的に後のDavid Coverdaleの大傑作ソロ”Northwinds”で使用されるパートも存在。非常に興味深いものでございます)
後に作品に収められる楽曲の原曲が聴かれる事に注目が集まりますが、
かのThe Allman Brothers Bandで御馴染み”Statesboro' Blues”が収録されている事がミソ。
第三期に入り、ライヴでは同じパターンの繰り返しが続いた事や黒人音楽系の音楽性を嫌うRitchie Blackmoreが脱退した反動でしょうか?
非常に生き生きした演奏か聞かれます。
演奏の幅も非常に広がったもの、リズムの有り方も自由感で躍動感溢れるものでライヴ感のある長尺化。
この時代はHughes/Coverdaleという新加入組がそれぞれルーツとして持つソウル/ファンク・ミュージック、
(本物の)R&Bとロック音楽の融合を土台としての音楽性を強く主張した時代。
また(前述の二名のみならず)演奏面を含め当時の(英国を含めた)”クロスオーヴァー”系の音楽性の強く受けた感のあるもの、
非常に時代を色濃く反映した感のある音楽性でございます。
特に故Tommy Bolinの演奏は凄まじいものがあり、この感覚を”Come Taste the Band”で生かしていたなら.................と思わせるものでございます。
Hughes/Coverdale、新加入故Tommy Bolinに煽られるが如くの非常に興味深い生き生きとした演奏を繰り広げるLord/Paiceの演奏も非常な聴きもの。
但し、”Deep Purple”のリーダーはかの故Jon Lord。
Hughes/Coverdaleの音楽的指向に新加入故Tommy Bolinの音楽性を見極め、如何に”Deep Purple”としての音楽性を確立するか?
そして過去の業績と如何に擦り合わせをするか?にアレンジャーとして腐心する感がございます...................
その結論が”Come Taste the Band”という感がございます..................................................
正直、この生き生きした感覚を”Come Taste the Band”で(音響含め)存分に生かしていれば、という感がございます............................
CDブックレットの英文解説が非常に興味深いものとなっております............................................................
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。