拍卖号：v1175521040

开始时间：03/03/2025 08:29:07

个 数：1

结束时间：03/04/2025 21:00:18

商品成色：二手

可否退货：不可

提前结束：可

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自动延长：可

最高出价：

出价次数：0

　青地に、手描きされた文様が映える美しいバティックです。
　これは、インドネシア スマトラ島 パレンバンで入手したバティックで、1950年頃の古布です。その昔、ジャワ島ラスムで製作され、スマトラ向けに輸出されたものと考えられます。
　約246㎝×約104㎝と長さがあります。カイン・パンジャンと呼ばれ、正装の際に着用される一番大きなバティックです。
　布一面に、草花花鳥文様が描かれています。このバティックの素晴らしいところは、描き込まれている文様の線一本一本に至るまで、チャップ（型押し）ではなく、全て手描きされている点です。バティックは染めようとする色以外の所をロウで覆う技法で製作されますので、このように白い部分が細かいというのは、それだけロウ指しが大変です。5枚目や7枚目の文様のアップ画像を見ると、チャンチンによる線描の跡が伺え、手描きであることが分かります。手描きによる緻密で真面目な仕事のなされているバティックは、現在では作られなくなりました。
　状態は、左下角（7枚目画像黄色囲み）に点状の小穴があります。あと、手前の下側中央と右下（8枚目画像黄色で囲んだ2ヶ所）に傷みがあります。同じく8枚目画像の緑色で囲んだ部分に黒い汚れが見られますが、これは後で付いた汚れではなく、文様の中に同じ色が見られ、これは染料が飛んだ製作当初から汚れのようです。通常この時代のバティックは、傷みや退色が激しいものです。しかし、正装用に着用されただけあって、水をほとんどくぐっておらず、美しい色味がしっかりと残っています。下手な補修が入っておらず、状態は良い方だと思います。
　整理のための出品で、大変リーズナブルかと思います。バティックがお好きな方、大切にしてくださる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

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