-----------
交換リファビッシュ後の車上調整例
1,スロットルスクリュー締め込み、2000rpm位いと1000rpmでアイドリングさせて比較、エアジェット、スロージェット#調整
無負荷アイドリング時のエアスクリュー締め込みで、スロットルスクリュー2000rpm程度に上げた時に1/4~1/2回転以上濃すぎる場合、SJ#下げる。
2,発進出だしのトルクが小さい。⇒薄い。
スローエア締めると改善する場合はスロージェット番手上げ。
1/4より上、ニードルクリップ下げて濃くする
1/2より上、メインジェット番手上げ(又は、メインエアジェット絞る。)
3,発進出だし、開けるとエンスト。⇒薄い。又は点火不良。
プラグギャップ過大。又は、CDI充電電圧不足、点火コイル不良。
プラグギャップを一旦絞って改善する場合は電気系劣化。
プラグが乾いている⇒薄い。
4,250~300m位いある急傾斜直線で、3速全開又は4速全開吹け上がりまでまわして,,
ボボボ⇒濃過ぎ
音が軽くトルクが無い⇒まだ薄い
急閉させた時にアフターバーン⇒スロー側濃い目過ぎ、又は点火不調(弱い)
全閉エンブレで激しくアフターバーン⇒全閉高回転で薄い、又は点火不調(弱い)、プラグギャップ狭過ぎ。
5,街乗り信号での発進、ワインディングで、パーシャル開度で全回転でニードル上下調整、又は、交換。
6,全開寄り、焼き色確認。上が回る範囲までメインジェット番手上げ下げ調整。
(メインジェット、スロージェットなど交換毎に1~6、繰り返す。)
(7, 中~高回転全開の時だけ濃い、かぶる⇒メインジェット番手下げ、又は、メインエアジェット拡大(必要・可能な場合のみ))
(8,低速全開だけ薄い⇒メインジェット番手上げ、メインエアジェット番手上げ(拡大)(必要・可能な場合のみ))
(9,1/4~1/2の低~中速だけ異常に濃い⇒カッタウェイ番手上げ、又は切削調整。スロットルバルブ前側を1mmづつ削って調整。(必要・可能な場合のみ))
*エンブレ直後に限って、クラッチ切るとアイドリングが続かずエンストする⇒スロー薄い。スクリューを締めて改善する場合はスロージェット上げる。
*車体を傾けると濃くなってエンストする場合、アイドリングを若干高目にし、スロースクリューを~1/4程度の範囲で開ける(薄くする)。又はCDIの充電電圧と静電容量を増加。
*全開時に若干濃くしたい場合、トップキャップのスロットルバルブストッパー(リング)を削って
ニードルの引き代を1~2mm伸ばす事も可能。
*薄くてニードルを変更したい場合、PWK28用 N80*系列のニードルも、2mm程長いですが流用出来ます。
(アイドリング時と1/8開度時の濃度差が合わない場合等)
例 RRR; N80K φ2.485
RR; N80L φ2.495
ミクニVM22用ニードルも流用可能みたい。(L50.5~51mm、φ2.5) 短いので上が濃くなる。(PD24用とほぼ同じ長さ。)
気を取られて事故らない様に調整は過疎地でどうぞ。