1991年にスウェーデンのストックホルムで結成したカタトニアは、デス/ドゥーム・メタルの新潮流を切り開くパイオニアとして支持を得てきた。耽美的なダーク・プログレッシヴ・メタルへと変貌を遂げた彼らは近作『Dead End Kings』(2012)『ザ・フォール・オブ・ハーツ』(2016)が本国スウェーデンのみならずドイツ、フィンランドなどのヒット・チャートで大躍進。ヨーロッパのメタル・シーンを席巻している。
2018年、 “バンドのあり方を再考する”と活動休止を宣言してファンを心配させた彼らだが、1年のインターヴァルを経てライヴ活動を再開。そして2020年、さらにディープで神秘的なニュー・アルバムを引っ提げて還ってきた。