自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
ご存じ文科系パンクス・オーケンが、ロックとモノ書きのボンクラな日々をのほほんと明かす爆笑エッセイ。文庫化に際し極私的映画鑑賞術「パイパニック!」ほかを追加し、さらにパワーアップ!!
漫画や小説に夢中になった少年時代。悩み多き学生の頃。エラいことになってしまったデビューの頃。全部爆笑エッセイにしてしまいました。でも時に泣けたりもして。ご存じ文系パンクス・オーケンがのほほんとあかすエッセイ集。文庫化に際し、単行本未収録の映画論「パイパニック!」ほかを加え、さらにパワー・アップ。
目次
わたくしだから(アホが漠然と人生を悩んでいる;デビューの頃…リンダリンダとラバーソール ほか)
パイパニック!―乳房で観る映画論(君はチビブスデブなクリスティーナ・リッチの乳を吸えるか!?;エリカ・エレニアックの乳にノーベル賞を授けよ! ほか)
雑魚エッセイ12連発!(一枚のビラから何を得るか、だ;内田君 ほか)
わたくしだからPART2(不滅の男;こんな本を読むと大槻ケンヂになる―予告編 ほか)
レビューより
オーケンのエッセイにはテンポがよくて死ぬほど笑えるのと、から騒ぎがクドくてかえって引いちゃうのがある。この本の中盤「パイパニック」とかが引いちゃうののよい例。途中で何度本を伏せたことか。序盤は定番ネタの再録ばかりで、面白いんだけどあえてこの本で読む必要はないかな・・・でもオーケン作品にはもうひとつのタイプがあって、ずっと昔に死んじゃったおじいちゃんに会ったみたいになつかしくて切ないんだけど...
オーケンのデビュー秘話、小・中・高それぞれの卒業文集にのせた作文まで読めちゃう、マニアにはたまらない一冊。いやいや、マニアじゃなくても爆笑間違いなし!!ちなみに私は電車の中でこの本読みながら笑いをこらえるのに苦労しました…。
かなり前のめりなオーケンを堪能できます。笑えます。吹きます。しかしおっぱいおっぱいのおっぱいパレードかよ!ってほどのおっぱいアタックに苦笑します。デビューの頃の話や「オーケン's父&母」は安定の面白さ。また、盟友"内田君"も珍しく数回登場。他、見どころはヘンな書評"こんな本を読むと大槻ケンヂになる"やシャーロック・ホームズが体得してた謎の日本産格闘技バリツについて延々と研究する偏執さ…怖い