SACD ハイブリッド盤
ザ・ローリング・ストーンズ /
『12×5』
The Rolling Stones
”12×5”
★SA-CDハイブリッド
★DSDマスタリング(ボブ・ラディック)
★abkco直輸入盤(EUプレス)
★デジパック仕様(初回限定)
★日本語解説、日本語歌詞対訳付き
SACDとのハイブリッド盤。通常のCDプレーヤーでも音は極上。
SACDの特徴の密な高音質に加えアナログ的な温かさがあるので、この60年代ストーンズのギラギラした“ムキだしロック感”がストレートに伝わってくる。
彼らが敬愛するマディ・ウォーターズやチャック・ベリーらが在籍していたチェスのスタジオでレコーディングしたアメリカでの2作目(64年発表)のデジ・パックSACD。
ディープ・ブルーな「グッド・タイムズ、バッド・タイムズ」を始め、佳作揃い。
01AROUND AND AROUND
チャック・ベリーの1958年のヒット曲「ジョニーB.グッド」のB面だったこの曲をカヴァーするあたりにセンスの良さが窺える。イアン・スチュアートのグルーヴ感溢れるブギ・ウギ・ピアノが聴きどころのロックンロール・ナンバー。
02CONFESSIN' THE BLUES
ストーンズはアメリカの黒人音楽の一つ、ブルースに大きな影響を受けているが、これはかなり本格的なブルース・ナンバーで聴き応え十分。ウォルター・ブラウンとジェイ・マクシャンの1941年の作品。イアン・スチュアートのピアノが光る。
03EMPTY HEART
クレジットには“NANKER PHELGE”と記されているが、ストーンズのオリジナル作品。憧れのチェス・スタジオ(シカゴ)でのレコーディングということもあり、しっかりと黒っぽさを感じさせるリズム&ブルース。
04TIME IS ON MY SIDE
アーマ・トーマスのソウル・バラードをカヴァー。アルバムの先行シングルとして1964年9月にアメリカで発売し、最高位6位を記録。イントロがオルガンから始まるヴァージョンとギターものとがあり、ここに収録されているのは前者。
05GOOD TIMES, BAD TIMES
シングル「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」のB面としても発売されたミック・ジャガーとキース・リチャーズの共作によるブルース・ナンバー。アコースティック・ギターをキース、ブルース・ハープをブライアン・ジョーンズが演奏。
06IT'S ALL OVER NOW
イギリスでは4枚目、アメリカでは3枚目のシングルとして発売され、イギリスで初の1位を記録。ヴァレンティノズのR&Bナンバーをカヴァーしたものだが、ギター・リフやミックとキースの息の合ったヴォーカルは最高。
072120 SOUTH MICHIGAN AVENUE
憧れのチェス・スタジオの住所をそのままタイトルにしたインストゥルメンタル・ナンバー。イアン・スチュアートのオルガンとジョーンズのハープも魅力的だが、圧巻はシカゴ・ブルースの大御所マディ・ウォーターズのギター・ソロ。
08UNDER THE BOARDWALK
ドリフターズが1964年にヒットさせ、同年に即カヴァー。コーラスを少し控えめにし、アコースティック・ギターを上手くからめたポップな曲。トロピカルな感じが受けて、オーストラリアではシングル盤が発売されヒットした。
09CONGRATULATIONS
キース・リチャーズとミック・ジャガーの共作によるフォーク・ロック・ナンバー。アメリカでの4枚目のシングル「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」のB面用の曲として発表され、のちにアルバムに収録された。
10GROWN UP WRONG
ミディアム・テンポでブルース感の漂うナンバー。ミック・ジャガーのブルース・ハープがブルージィでいい味を出し、ブライアン・ジョーンズは耳に残るスライド・ギターを弾いている。キース・リチャーズとミック・ジャガーの共作。
11IF YOU NEED ME
1963年にウィルソン・ピケット、そしてソロモン・バークによってもヒットしたソウル・バラードのカヴァー。まだ若いながらもミックは見事なまでにR&Bを歌いこなしている。キースの高いパートでのラフなコーラスがさらに曲のムードを盛り上げる。
12SUSIE Q
黒人の曲をカヴァーすることが多いなか、珍しく白人のロカビリーをカヴァー。1957年のデイル・ホーキンズのヒット・ナンバーだが、実に黒っぽい雰囲気に仕上げている。CCRのレパートリーとしても有名なので聴き比べるのもいいだろう。
国内仕様盤、帯付き
日本語解説付き
日本語歌詞対訳付き
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