【1】概要
・東独RFTが1960~70年代に製作したRFTの13cm口径フルレンジユニット、L2205が内蔵されたブックシェルフの整備済品、ペアです。
・ユニット、エンクロージャー含めRFTオリジナルです。
・L2205はRFT/VEBの家庭用コンソールステレオ、高級ラジオ用に開発された13㎝口径フルレンジで、仕様的、音的に家庭用として過不足のない優秀なユニットと思います。
・仕様上の再生可能周波数帯域は50-13000Hzという広帯域特性を有しています。
・システム化した実測ですと80~15000Hzです。
・強力マグネット、超軽量コーンにより構成されています。
・音楽ソースはJAZZもクラシックもOKでご機嫌に鳴ります。
・主観ですが私が実際に使用したRFTの多種のスピーカーユニット、およびシステムには駄作がほとんどなく、どれも素晴らしいと感じています。
【2】ユニット
・ユニット: RFT L2205
・インピーダンス:15オーム
・定格入力:3VA
・口径:130㎜(外形)
・再生可能周波数帯域:80~15000Hz(実測)
・能率:92db/Wm
・コーン:超軽量コーン、フィックスドエッジ
・状態:ネジの封印があるため、ユニットは取外していませんが、後面から見る限りコーン、フレーム、マグネット全て良好です。
【3】エンクロージャー
・サイズ:幅=218mm、高さ=288mm、奥行き=85mm
・型式:密閉型
・サランネット:格好の良い黒のビンテージ布ですが、外すことはできません。
・内部に音響用フェルトが充填されています。
・入力:90cm程度のオリジナルケーブルがユニットから直に引き出されています。
・バナナプラグ用端子:オスメスを2ペア同梱します。
・状態:小さな傷や剥がれが有りますがビンテージシステムとしては良好
【4】音
・以下は主観ですので、ご承知おきください。
・能率が高く生き生きとした音と感じます。・特に中高音は透明感が高い美音です。
・特に1950~90年代のアコースティックな音楽を見事に再生していると思います。
・低音もチューニングの結果、このサイズとしては良く出てきます。
・音源が1点ですので定位が良く、オーケストラなどの多くの楽器がステージにきれいに並び、奥行き感も抜群に出ます。
・小型ですのでニアフィールドリスニングに向いています。
【5】ほか
・スタンドは含みません。
・マンスリーNews 5月号です。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/38463995.html