【AMX ELC bis】AMX ELCの試作車両はGIATインダストリーズによって、AMX(イシー=レ=ムリノー工廠)のブランド名を使用して開発された。しかしながら、この車両は大量生産されず、制式配備は行われなかった。車重は6トンで、操縦手と砲手は90 mm D. 915 砲が設置された砲塔の両側に乗車する。この車両はとても軽量であることに加え全高もとても低く(AMX-13より50 cm程低い)、操縦手はリクライニング姿勢を用い、砲手は半身を戦車車台部に潜り込ませる必要がある為、砲塔の動きに制限がかかることとなった。この為、静止時の砲塔は360度回転することが可能であったが、車体運動時には従来の突撃砲のように制限された。