POWER ON DELAY DC12V 立ち上がり遅延モジュール 3秒設定!
車のシガーライターソケットに供給する電源 12Vを遅延させる回路。
車のキーONのタイミングは イグニッションが起動し バッテリー電圧の変動が激しく、車載機器にとっては過酷な瞬間です。
このタイミングで 例えばドライブレコーダを立ち上げたとき、車の機種によっては電源変動によると思われる以下のような不確定な挙動がドラレコに発生します。
録画状態で立ち上げたいのに、時々電源OFF状態や待機状態で立ち上がる。
私は確認しておりませんが、口コミでは時刻がずれるものもあるようです。
電源に遅延回路を入れてタイミングを外してやると、前回キーOFF時と同じ状態で立ち上がります。
遅延時間は約3秒、KEY ON時の不安定状態を避けて目的の機器をONします。
PチャンネルMOS FET、2SJ349(60V 20A)が手元に有ったので、これを使いました。
PICやリレーを使わない遅延回路にしたので、12V電源ラインだけでなく5V〜16Vで動作OK。
555は、アナログタイマーIC NE555の互換品。Delay時間は100kΩと33μFで決まるので、5秒にしたい時は 100kΩと47μFにすれば良い。
200kΩにすれば更に2倍となる。可変にしたい時は、1MΩ程度の可変抵抗(ポテンショメータ)にすればよい。
こうすることでKEY ON時、ドライブレコーダに余計な操作をしなくて済みます。
但し、3秒以内にエンジンがかからなかったり、アイドリングストップからのエンジンスタートがある車の場合、どうなるかは試しておりません。