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こちらは本格探偵小説の担い手として今なお評価の高い岡田鯱彦先生の貴重なデビュー直筆原稿でその名知らしめることになったた「妖鬼の呪言」の10枚セットです。主に半分に少し書いてある原稿。1949年。「宝石」第3回懸賞に応募作品「妖鬼の呪言」短篇懸賞ー選外佳作。
10枚(ほとんど最初の方だけ文章ありのが多いです)。年代物としては悪くないです。
岡田鯱彦がデビューした1949年のデビュー2作目。本格ミステリーものですが、今と同じ感覚のお告げを告げる美少女、植森茉莉 なども登場。妖艶な教授夫人に恋する男など大人向きの内容でもあり、現代のアニメ、漫画にも通ずる先駆的な内容。
確かにデビューそこそこでこれを描けるだけの力量ただものではないと感じさせる作品です。その貴重な10枚セットです。
おまけとして「薫大将と匂の宮」にも収録されている探偵小説の恋愛エッセイの貴重な一番最初の構想文「恋人探偵小説」(「私は生来の探偵小説ファンであって、探偵小説は私の恋人である」3枚)のコピー1枚と、おもに伝説のミステリー探偵小説作家の住人が集まった十人会のメンバー中心の写真(江戸川乱歩、島田一男、香山滋、岡田鯱彦、中島河太郎、千代有三ら8人ー1950年代)1枚をお付けします。
貴重なものゆえ、ゆうパック、もしくはレターパックでの発送です。防水対策もしてお送りします。
写真小さくなってしまい、多少見えづらいので追加の写真アップしました。それと書き出し部分のコピーが一部残ってますので、預言者の美少女の植森茉莉の登場会と妖艶な教授夫人の部分の2枚お付けします(こちらはほぼ全部文章あり)。
こちらはもともと岡田鯱彦ご本人の所から出たもので前に購入された方は関連ものまとめて3桁ぐらいはお支払いしていたようで、こちらをそれなりのお値段でお譲りいただけました。そのため、一定の評価をつけた上でそれなりのお値段はつけています。
「岡田鯱彦幻の原稿1949年[四月馬鹿[エイプリル・フール]の悲劇]4枚直筆原稿 佐野洋を唸らせた傑作 江戸川乱歩島田一男香山滋ら十人会写真 」80000円、こちらと同時購入の場合は1万円割引して、15万円でサービスいたします。1万円は落札されてお支払いした後に受取連絡後に1万円お返しします。