DVD
マリス・ヤンソンス&ウィーン・フィル
ニューイヤー・コンサート2012
新年の訪れはウィンナ・ワルツとともに。
ラデツキーやラコッツィーの引用が楽しい『祖国行進曲』や『蒸気機関車ギャロップ』といったニューイヤー初登場曲のほか、原典版による『ピツィカート・ポルカ』、少年合唱付きの『トリッチ・トラッチ・ポルカ』といった面白い聴きもの多数の凝った選曲に加え、チャイコフスキーでの濃密な表現、切れ味抜群の『雷鳴と電光』『カルメン・カドリーユ』など、演奏面の魅力も満載の高水準なニューイヤーです。(HMV)
【世界70カ国4億人の心に届く世紀のクラシック・コンサート】
毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名なコンサートであり、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界70カ国以上に放送され、4億人が視聴するというビッグ・イベントです。
【クラシック・ファンの憧れ~新年恒例の楽しく華やかなシュトラウスの調べ】
1939年に始まる70年以上の歴史を誇るこのコンサートは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏される華やかなイベントで、高額のチケットは世界一入手困難と言われています。その模様はCD、DVD、ブルーレイによってソフト化され、クラシック音楽のソフトとしては大きなセールスを上げています。
【ウィーン・フィル共演20周年~巨匠ヤンソンス、2度目のニューイヤー】
2012年のニューイヤー・コンサートに登場するのは、ラトヴィア出身の巨匠指揮者、マリス・ヤンソンス。1992年4月に初めてウィーン・フィルを指揮して以来、ウィ-ン・フィルにとって最も重要な指揮者の一人であり、2012年のニューイヤー・コンサートは両者の共演20周年を記念する形で実現します。ヤンソンスは2006年に初めてニューイヤー・コンサートを指揮しており、その時すでに非常に高い評価を得ています。
【まさにファンタスティックの一言】
シュトラウス一家の音楽について、ヤンソンスはこう語っています:「ニューイヤー・コンサートは私にとって非常に特別な意味を持っています。シュトラウス一家の素晴らしい音楽に浸りきることが出来るまたとない機会だからです。ウィーン・フィル、ムジークフェラインの黄金のホール、そして長い間継承されてきた伝統。これらすべてが醸し出す特別な雰囲気は、まさにファンタスティックの一言です。」
【チャイコフスキーの『眠りの森の美女』も~ニューイヤー・コンサート、初登場6曲】
演奏曲目は、定番の「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「ジョッキー・ポルカ」「ピツィカート・ポルカ」「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」などに加えて、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」~ワルツとパノラマなど、ニューイヤー・コンサート史上初めて登場する作品が6曲含まれています。
1. 祖国行進曲(ヨハン・シュトラウス2世/ヨーゼフ・シュトラウス)(*)
2. ワルツ『市庁舎舞踏会でのダンス』作品438(ヨハン・シュトラウス2世)(*)
3. ポルカ『あれか、これか』作品403(ヨハン・シュトラウス2世)(*)
4. トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214(ヨハン・シュトラウス2世)
5. ワルツ『ウィーンの貴族』作品419(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
6. アルビオン・ポルカ 作品102(ヨハン・シュトラウス2世)
7. ポルカ『騎手』作品278(ヨーゼフ・シュトラウス)
8. 悪魔的ダンス(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー)
9. フランス風ポルカ『芸術家の挨拶』作品274(ヨーゼフ・シュトラウス)
10. ワルツ『楽しめ人生を』作品340(ヨハン・シュトラウス2世)
11. シュペール・ギャロップ 作品42(ヨハン・シュトラウス2世)
12. コペンハーゲン蒸気機関車のギャロップ(ハンス・クリスティアン・ルンベイ)(*)
13. 鍛冶屋のポルカ 作品269(ヨーゼフ・シュトラウス)
14. 『カルメン』カドリーユ 作品134(エドゥアルト・シュトラウス)
15. バレエ『眠りの森の美女』から『パノラマ』(チャイコフスキー)(*)
16. バレエ『眠りの森の美女』から『ワルツ』(チャイコフスキー)(*)
17. ピツィカート・ポルカ(ヨハン・シュトラウス2世/ヨーゼフ・シュトラウス)
18. ペルシャ行進曲 作品289(ヨハン・シュトラウス2世)
19. ポルカ『燃える恋』作品129(ヨーゼフ・シュトラウス)
20. ワルツ『うわごと』作品212(ヨーゼフ・シュトラウス)
21. ポルカ『雷鳴と電光』作品324(ヨハン・シュトラウス2世)
(アンコール予定曲)
22. チック・タック・ポルカ 作品365(ヨハン・シュトラウス2世)
23. ワルツ『美しく青きドナウ』作品314(ヨハン・シュトラウス2世)
24. ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)
(*)ニューイヤー・コンサート初登場曲
ウィーン少年合唱団(4,13)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
収録時期:2012年1月1日
収録場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
画面:カラー、16:9
コンディション良好。
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