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mail to inquiry about the whetstones・サイズ 約21.3 x 7.5 x 5.7cm
・重量 約2,280g
大突山は数多くの銘砥を産出した山として有名です。
この砥石は戦前の成形かと思いましたが改めてよく見るとそれよりももっと前の成形の
ように思います。砥石ノコの切れ味があまり良くないように見える事と、細かいノコ跡が
風化して大きなうねりのように見えます。と言う事は、江戸末期から明治初期と言う事で
良いかと思います。大突の本巣板は日本全国の砥石屋さんを回っても目にすることは
ありません。江戸時代に全て取りつくされた原石です。巣板ですので当然ながら巣が入って
おります。巣の部分は空洞で、その一部分が削れる事で鋭角になり、そこに刃が当たる事で
強い研磨力が現れます。通常の巣板ですとその巣の部分がミルフィーユ状に現れますが
その層の無いものを巣無巣板と呼ばれ珍重されます。正に銘砥と呼ぶに相応しい砥石です。
砥ぎ始めは僅かに曇りますが、砥ぎを進めると徐々に鏡面になるのが特徴です。切れ味を
最重要視するあらゆる刃物の最終仕上げ、若しくは仕上げ前の中仕上げにお使いください。
包丁では最終仕上げ砥石になります。大突イコール超硬と思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかしこの砥石に関して言えば硬めですが、研ぎが困難なほどではなく、滑走感も良い砥石
ですので天然砥石初心者の方でも上手に仕上げが出来るレベルの硬さです。巣板ゆえの
鋼への反応の良さから水本焼きの包丁などの毛筋取りなどにも活躍してくれそうな優秀な砥石です。
お試し制度は
こちらになります。
【乾いた状態】

【濡らした状態】

【乾いた状態】

【濡らした状態】

価格交渉で最も大事なのは「砥石の価値を正しく理解して交渉する」事です。
心から天然砥石の好きな方、天然砥石の価値が分かって頂いている方だけお問い合わせ頂けますよう
お願い申し上げます。
入札せずに、まずお問い合わせください。いたずら目的で価格交渉をされる方、或いは価格交渉が成立してもお支払頂けない方の交渉は固く
お断り申し上げます。
さらに、この特選コーナーは事前予告なく閉じることがあります。
貴重な砥石を長年並べると、あまり好きな表現ではありませんが
「目くそが付く」、つまり新鮮味が失われ
それによって希少価値も失われると昔から言われているからです。
波長が合う砥石がありましたら早めにご連絡をいただけますようお願いいたします。
さらに、気に入った砥石がありましたら画像を保存しておいてください。
このコーナーが閉鎖になった時、後で交渉出来るようにする為です。
どうか宜しくお願い申し上げます。
【特選品コーナーはこちら】他にも多数ございます。お店は
こちら【天然砥石の使い方】もご一読ください。
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