中山の天然仕上砥石です。
超硬口で減りにくく、抜群の下りで細かく軽快、本当は手放したくない愛用の紛れ我が家我が家のエースです。
基本的に24型なのでゆったりと研げます。
寸法は
長さ:約218㎜×幅:約80㎜×厚さ:約40㎜
長さと幅は砥面、厚さは砥面~底面までの寸法。
厚さについては最大部では約42㎜程度ありますが、長さと幅は底面での寸法は砥面より少し減る傾向です。
梨地と書いたように細かい点々があり、産地によっては引っかかったり傷が残ったりしますが、この砥石はそんな事は無縁のように感じます。
研いだ際に泥気の殆ど混じらない超硬口の砥石です。
購入したお店によると、昭和40年代に仕入れた砥石との事ですので仕入れ時点で既に今から最低50年は経過していて、採掘となるとそれ以前となるので更にずっと古い可能性さえあります。
私が一番高価で購入した砥石です。
妥協をしない仕上りを求めて超硬口の砥石ばかりを追い求めていた時期もあり、割合的に超硬口をいちばん持っていました。
研ぎ仲間が集まって試し研ぎし合う機会が何度もありましたが、超硬口好みの鉋や剃刀研ぎの人は何度やっても超硬口のラインナップから約8~9割方この砥石が一番良いと選ばれる砥石。
実際に我が家のエースで、超硬口なのに抜群の下りと軽快さ、泥の殆ど混じらない砥石なのに鉄粉の華の様な研ぎ汁でありながら、圧倒的な量の研ぎ汁が出るので名倉無しでも研げてしまいます。
超硬口の砥石は共名倉などでたっぷりの泥出しをしないなら、少ない水で研ぎ始めるのが通例ですが、水をたっぷり出して研いでも鉄粉研ぎ汁がすぐに充分発生するので普通に研げてしまうのです。
研ぎ上がりの特徴は霞む砥石が鋼部分も霞んでしまう状態を「白」と例えるなら、この砥石は非常に混じり気の少ない「黒」。
それほどクリアーな仕上りで光沢もあります。
天然砥石ですので鋼と地金のコントラストは出ますが、より美しい仕上りには共名倉などを使用するとより繊細で深みのある仕上りとなります。
どちらも充分な量の研ぎ汁ですが、名倉無しだと自己発生の鉄粉の海で研ぐ感じ、名倉有りだと泥と鉄粉をブレンドする感じの違いでしょうか。
小口など少しいびつな部分などありますが、ほとんど中の方まで亀裂が入り込んでいないようで、購入時に念のためカシューを塗りましたがかなりガッチリと安定しています。
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