
販売は、ベビーのみとなります。
Megalobulimus oblongus は、Strophocheilidae 科に属する大型の陸生カタツムリです。
基本情報
サイズ: 殻の長さは 8〜10 cm に達します。
殻の形: 細長く楕円形で、はっきりとした螺旋を持ちます。
色: 一般的に ベージュ、茶色、灰色がかった色 をしており、時には黒い斑点が見られることもあります。
体: 柔らかく、灰褐色で比較的しっかりとした質感 があります。
寿命: 野生では 5〜7年、適切な飼育環境では 最長15年 生きることができます。
繁殖
この種は 非常に繁殖が難しく、1回の産卵で 1〜2個の大きな卵 を産みます。
飼育方法
飼育環境
テラリウムのサイズ: 最低50×40×40 cm(1匹につき)ですが、大きいほど良いです。
床材: ココナッツ基質と腐葉土の混合(深さ 8〜12 cm、潜るのが好きなため)。
湿度: 75〜90%(定期的な霧吹きで維持)。
温度: 24〜28°C(20°C以下では休眠する可能性あり)。
餌と給餌
柔らかいもの、または細かく刻んだもののみ を与えること。
与えてよい食べ物:
野菜: キュウリ、ニンジン、ズッキーニ、カボチャ。
果物: バナナ、リンゴ、ナシ、スイカ。
葉野菜: レタス、ホウレンソウ、タンポポの葉。
タンパク質: ゆで卵、カッテージチーズ、ガマルス(週1〜2回)。
カルシウム: イカの甲、砕いた貝殻、卵の殻 など。
メンテナンス
週1回 残った餌を取り除く。
月1回 床材を完全に交換。
週1〜2回 ぬるま湯でカタツムリを洗う。
特に冬場 は湿度管理に注意。
与えてはいけないもの
1. 硬すぎる食べ物
生のジャガイモやナス(ソラニンを含み、毒性がある)。
柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライム)(酸が強すぎる)。
ネギ、ニンニク、青ネギ(カタツムリに有害な成分を含む)。
2. 消化に悪い食べ物
キャベツ(ガスが発生しやすい)。
ホウレンソウ、シソ、ルバーブ(シュウ酸がカルシウムの吸収を妨げる)。
甘い果物を大量に与える(発酵し、消化不良の原因に)。
3. 加工食品
砂糖、塩、香辛料(粘膜を傷つける)。
パン、パスタ、焼き菓子(発酵しやすく、消化に悪い)。
乳製品(少量のカッテージチーズを除く)(消化できない)。
Megalobulimus oblongus は 大型で寿命も長く、静かな性格 のため、観察しながらじっくり飼育できる種類です。
ただし、湿度や温度管理が重要で、与える餌にも注意が必要 なので、適切な環境を整えましょう。