【1】概要
・1970年代(1974-5年)に製作されたと推定されるTelefunlenのブックシェルフ型システム、RS 9 のペアです。
・エンクロージャー、ユニットともにTelefunkenオリジナルです。
・外観仕上げは珍しいホワイトラッカー塗装です。
・小型ですが低音、高音とも良く出てくるバランスの取れた良質の美音が得られます。
・非常に切れが良く遠くまで届くハイスピードな驚くような高音質です。
・シングルユニットですので、源が小さいので定位が良く音オーケストラなどの大編成バンドの再生では奥行き、横への広がりが良く出てきます。
・一方近接(ニアフィールド)ヒアリングにも適しており、小編成バンドの再生では楽器が良く分離して生生しい再生が可能です。
・音楽ソースはJAZZもクラシックもOKでご機嫌に鳴ります。
・詳細仕様は下記を参照ください。
https://www.radiomuseum.org/r/telefunken_lautsprecherbox_rs_9.html
【2】システム
・型式:Telefunken RS 9
・口径:135mm
・コーン:超軽量
・ユニット状態:良好
・インピーダンス:4オーム
・定格入力:10W
・最大入力:15W
・エンクロージャーサイズ: 幅170mm、高さ205mm、奥行き100mm
・外観:ホワイトラッカー、黒と銀糸のネットによるモダンスタイルです。
【3】音質
・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。
・まずクラシックの高品質、好演奏録音のフィリックス・アーヨ+イ・ムジチの「四季」を試聴しました。
・スピーカー間隔を2メートルとり、試聴位置からも2メートル離し、少し内側に向けました。
・これで再生音の焦点があい、ステージがクリアに現出します。
・落ち着いた弦の響きが素晴らしいです。
・バイオリン、チェロなどのの倍音がきれいに再生されます。
・ホールの大きさがうまく再生されていると思います。
・楽器もうまく分離します。
・大きさを忘れるスケール感が出ます。
・次にJAZZのピアノトリオの大ホール録音であるモンティアレクサンダー「UPLIFT」を試聴しました。
・ピアノトリオながらスケールが大きな音が部屋に充満します。
・ピアノのキレは素晴らしく良質なホーンスピーカーを聴いているようで快感です。
・ホールの大きさも十分表現しています。
・最後にニアフィールドとして、机上にセットしてアートペッパーのSACD「Art Pepper meets The Rhythm Section」を聴きました。
・アルトサックス、ピアノ、ベース、ドラムスがきれいに並びます。
【4】ほか
・スタンドは含みません。
・マンスリーNewsと試聴会のお知らせです。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/38035579.html