白亜紀時代の恐竜または鳥の完全体の羽毛を内包したミャンマー産琥珀
ビルマイト(Burmite) 24/16 mm
小さいですが、完全体の羽毛です。これまでの種類の羽毛とはまた違った形をしており、まるで天狗の団扇のようです。
このような種類の羽毛はこれまで見たことがなく、羽毛入り琥珀を収集されている方にとっては希少なものとなると思います。
最大サイズは24mmと羽毛入り琥珀としては、大きいサイズとなります。
琥珀が全体的に不純物が少なく、完全体の羽毛のため質の良い標本と思います。
肉眼でも羽毛を確認できますが、ルーペで見るとより鮮明に羽毛が確認できます。
バーマイト(ビルマイト)は、ミャンマーの内戦のため徐々に産出量が減っていくことが予想され、希少価値が出てくることが予想されます。
経験上化石の産出量とそれに伴う供給量はどこかでピークに達し、その後減少します。減少した後は、以前よりも高値で取引されます。実際過去にである程度出品されていたトリケラトプスの角や恐竜のクロウ、ゾルンフォーフェンのカブトガニの化石は、ここ5年くらい滅多に見かけることがなくなりました。
羽毛入り琥珀は、それだけでも希少で過去10年間のでもそれほど出品は多くありません。
過去のの羽毛入り琥珀の中でも、最安値の部類に入ります。また、通常ショップやインターネットショップ、ミネラルショーで購入するとこの質のものですと、5万円以上はするかと思います。
以前ミネラルショーでは、肉眼で確認が難しいような琥珀が8万円で売られていました。また、インターネットのショップでは、小羽枝が1枚が含まれる琥珀が10万円以上で実際に購入されていました。
収集に区切りをつけるため、化石等を断捨離中です。羽毛入り琥珀もここに出品しているもの+αとなっています。海外サイトでも同質のものは国内オークションよりも高くなっています。これは、羽毛入り琥珀だけでなく化石全般にいえることだと思います。