それ以前にドイツ・グラモフォン(アルヒーフ)は、ガーディナーのカンタータ録音を26曲おこなっており、このツアーと並行してレコーディングを継続、14曲を収録した時点で計画は頓挫、それを引き継ぐかたちで、ガーディナー自身が運営する“モンテヴェルディ・プロダクションズ”のレーベル“ソリ・デオ・グローリア(Soli Deo Gloria = SDG)”から28巻に及ぶシリーズとしてCDをリリースしました。ちなみに、ソリ・デオ・グローリアとは、「ただ神にのみ栄光がありますように」という意味のラテン語で、ロ短調ミサ自筆譜の最後に記された言葉としても有名です。