手作りです。
ネットで販売している針工業製品を使用しましたが生地に返しが引っ掛り糸が切れて使えないため機械では無理なので自分で作りました。
チャック式ハンドルは既製品です。
チャック中の爪だけフニッシャーで削り調整しました。緩んだらチャックはラジオペンチで締めてください。チャックは根元までは締らない元々の構造ですが針が外れることはありません。
針の素材はヤマハ電動自転車用スポークステンレス製です。先を削り研ぎ針先から約8mmぐらいから
糸ノコハンドルに糸を取り付けて青棒研磨剤を糸に擦り付けて針を削りました。
糸の太さも替えながら角度も変えて切り込み返しを作り削りました。糸と青棒を使う理由はルーターカッターで削ると切り込み返しが鋭利になり糸が切れてしまうためです。切り込み返し削りだけで2日ぐらい掛かります。針先は錐のように改良してしましたので錐のように差し込んでください。
仕上げたら実際に自分で縫い確認してます。
縫い方はサイドマッケイ手縫いはビニモ糸のロー引いてない0番です。糸に手縫いワックスを刷り込ませてください。理由は糸が強く絡み針の切り込みに定着して抜づらくするためです。
右利きの場合は針を直接差し入れて針を外側から水平に切り込みを自分より外側を向けて刺し入れ左手で糸を輪を作り持ち針の中に糸を入れ切り込みより5cmぐらい内側から中に輪にした糸をスーっと針先に向けて引っ張ると切り込みまで通すとぱちんと音がするので切り込みに糸が入った合図です。
左手は糸を水平に引っ張りながら右手でハンドルを水平に一気に引き抜くと糸が縫い穴に貫通して1ライン状態になったら外の糸を引っ張り出して縫い糸の長さを決めてください。
アウトソール外周の約3倍ぐらい。
上記と同じように針を隣の縫い穴に刺し入れ左手で糸を輪にして針に糸を引っ掛けて左手で糸を引っ張り右手で針を一気に引き抜くと輪になるので輪に外の糸に入れて輪が捻れるときは輪のよりを戻して両手で中と外糸を引っ張り強く締めてください。締まりが弱いと縫い目が膨らみます。
同じ工程で縫い続けて最後の1ステッチになったら
内側から針を同じように刺し入れて外の糸を内に引き抜き糸を結び少し糸を余らせボンドで中底につけて完成です。
注意点
針が抜けない錐が小さいからです。
針から糸が抜ける場合は糸にワックスが足りない。
引き抜く際に糸が切れた場合左手の輪にした糸を引っ張りながら針を抜てないまたはハンドルをこねて糸を引き抜き水平になってない。
針が折れた錐で縫い穴をあけてない。
錐で縫い穴をあけたら針は折れることはありません。
引っ掛け引き針は手作り靴作りなどで個々に手作りで作り使われてます。加工に時間が掛かり過ぎて販売には不向きです。正直慣れないと直ぐには縫えません。縫い方と道具に慣れるまでは時間が掛かります。
爪先が見易いように針を長くしてます。
ヒールは針が長いので慣れるまでは縫いづらいと思います。
長さが合わない場合は針を外してサンダーで切断して調整してください。
針を短くすると慣れないと爪先が縫えません。
慣れたら短い針でも手の感覚で縫えます。
生地は針が大きいので不向きです。
生地はスピーディーステッチャーで縫ってください。
あくまでもこの商品はサイドマッケイー縫いの針です。
引っ掛け引き針があれば八方ミシン、出し縫い機は必要ありません。
対応糸
ビニモ♯8 ♯5 ♯0
手作り品とご理解の上でお取引きでお願いします。
商品は引っ掛け引き針とハンドルだけです。
ゆうパケットおてがる版
厚み3cmまでのサイズ制限があるため郵便局は厳しいので簡易梱包します。