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Leitz LEICINA 8SV です。
元々はダブル8カメラですが、ダブル(ラン)スーパー8仕様に改造されています。よってコマ数ダイヤルの16は18になっています。
レンズはVarioです。フィルター径34.5mm。レンズを左に捻ると外れるのでAngenieux付きの個体と交換できるかも知れません。
入手時、20年ほど前の電池が入りっぱなしで液漏れしていました。
昨年10月にFOMAPAN R100で試写しましたが、普通に写っている様子でした。露出は外部測光のオートのみなので使いづらいです。露出計は代用1.5vアルカリボタン電池(1個)でも、概ね正しい露出を得られました。
お届けする物は画像1のとおりカメラ本体(スプール1個内蔵)、2022年8月期限の未使用フィルム1本、ボロボロの赤い電池ボックスです。レンズキャップはありません。
ヤマト運輸で発送致します。
下記の補足の様な状態ですので、ノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
以下、補足です。
入手時は露出計が動かず当方で修理。CdSセルの足が外れていただけだった。海外のサイトを参考にボディを前後に分離したので、ピント精度に影響が出ているかも知れない。レンズ基部のカニ目はCdSセルへのアクセスに無関係。そもそも回らなかった。電池ボックスが液漏れによる腐食やヒビ割れでどうにもならない(そもそも現行の単3電池は微妙に入らない)ので、単4電池x4本仕様に当方で改造(画像4・8)。
その影響でフィルム室内バッテリーチェッカーの針が振れない。ダイヤルをRT(巻き戻し)にしても絞りが最小にならずf8くらいになる。
フィルム室の蓋はロックを解除して→の方向にスライドさせて開く(画像5)。
レンズの状態ははまあまあだと思うが、絞りより奥の方は分からない。ファインダーは糸状のカビなどが見える。
ファインダー中央の◯は恐らく測光範囲を示すもので、ピントは目測だがヤマは分かりやすい(画像3)。
カメラ底部"MADE IN GERAMANY"の横の丸い蓋を開けるとパララックスの微調整が可能(画像6)。
グリップは赤いボタンを押して起こす。ファインダー接眼部上の白い部品は額を当てる部分で、必要に応じて回転可能(画像7)。
(2025年 2月 20日 20時 18分 追加)画像9
レンズを外した様子。2枚羽根絞り。
画像10
ファインダーの絞り指針の動き。白い線状の物は襖の模様。