メンテナンス内容
■アッテネーター(ボリューム)、切り替えスイッチなど各接点とターミナルを無水エタノール洗浄後、ケイグ D5で保全
■全ての半田をリペア
■全てのメイントランジスタを半導体アナライザ測定器にて測定点検(メイントランジスタの2SC、2SA共に良好な事を確認)
■全ての交換作業後にバイアス調整を行い左右同時調整で設計図の通りに再設定
換装箇所
■電源ケーブルがあまりにも細く、本来あるパワーを引き出すたすため撤去、電源ケーブルを自由に選択できるようIECインレットを背面に設置
■全ての電解コンデンサを新品に交換(ニチコンオーディオクラス)
メインボードのファストリカバリ・ダイオードを新品に交換(4個)
■リレーをオムロンの新品に交換(2箇所)
■オペアンプを最高レベルのHIFIオペアンプMUSES01(新日本無線)に換装
■スピーカーターミナルを金メッキのピンプラグ・バナナプラグ両対応に換装
上記の理由で電源ケーブルは付属しません。
お好みの電源ケーブルをご利用ください。
商品は写真に写っているものが全てです。
古いアンプですのでパネル等にキズ、コスレ、印字にカスレ等あります。
●メンテ、換装後の音質
音質は通常バージョンより各段にアップしました。
音の純度が増して低域が引き締まり、高域までキレと伸びがあります。(私観)
メンテとチューンアップの積み重ねによるものと感じます。
なお仕様書によれば出力は110W×2/8Ωですがモノアンプにすると方チャンネル300W/8Ωになりますが
私は110Wステレオ出力で十分だと思います。(私観)
現状、正常動作を保証します。ただし年代物のアンプですので保証期間は到着後15日とさせていただきます。ご理解ください。
この間、保証修理は無償対応します。これは自然故障で自己破損等の場合は有償修理となります。
その後の故障の場合は要相談で有償対応します。
この時代、ソニーは物量を投じてこのアンプを製造しました。当時のベストセラー、ベストバイ機でした。
Gシャーシ、トロイダルトランス、鋳造インシュレーター、優秀なトランジスタなど今日、このアンプを作ろうとすれば
軽く15万円を超えるのではといわれます。
この機会にぜひお試しください。
(2025年 2月 2日 21時 35分 追加)追伸ですーこのアンプは昨年10月にソニーのアンプの修理とメンテナンスを専門とする札幌のショップでメンテナンスとチューンアップの換装を実施したものです。それから使用してエージングしていましたが、現在は梱包すみです。ショップではあと1,2か月たったほうが音は硬さがとれ、もっと聞きやすくなると言っています。