壮大ないくつもの時間軸の物語!「タイムトラベラーズ」PSP版!!
2012年(平成24年)にレベル5が制作した、フルポリゴンで描く超A級のサイエンスヒューマンドラマです。
物語はいくつものパラレルストーリーに分かれているのですが、
主線律はある実験のトラブルから始まった物語です。
2013年頃のとある研究室でそれは起こる。
二人の若き天才科学者が世の中をひっくり返すような実験に挑戦しようとしていた。
それはタイムマシン。
もちろん人を送れるほどの技術はこの時代には存在しない。
素粒子レベルの小さな陽子を別の時代に送ろうというのだ。
だが問題はそれが未来ではなく過去に送る計画という事だ。
実験には実証が必要になるのは当然のことで、未来に送っても何も立証できない。
過去に送る事で現在に何らかの影響がある事を実証するためだ。
人工的に小さなブラックホールのようなものを室内に発生させ、その時空を歪める作用を利用して素粒子を飛ばそうという事らしい。
世紀の実験が成功すれば大スクープになるはずだからと、科学者の彼女であるマスメディア側の人間もカメラクルーを連れて同席した。
ところが突然アラームが鳴り、異常を知らせてきた。
臨海が近づき、もはやコマンド命令レベルでは止められない事を悟った二人は物理的にメインケーブルを切断し、強制遮断を試みる。
ところが更なるアクシデントで二人はケーブルに近付けなくなってしまった。
このままでは東京の中心部一帯が消し飛ぶことに・・。
今ここを逃げたとしても、一瞬にして中心部を消してしまうほどのブラックホールでは、どこに逃げても間に合うはずもない。
そこに恋人を心配した彼女が飛び込んできた。
彼女の無謀な行動は、恋人だけでなく、このままこの世に出られずに消えてしまう運命かもしれないお腹の赤ちゃんも守りたかったからだ。
しかし無情にも事故は起きてしまう。
そんな大事故から18年。
科学の進歩は文明を進化させ宇宙エレベーターを建設できるまでになっていた。まるで何もなかったかのように人々の営みも続いていたのだった。
って感じで展開していきます。
ゲームは、
その時の実験の場にいた科学者だけでなく、家族を誘拐された刑事、あの時二人を守って事故に巻き込まれたはずの彼女、高校生の男女、不運なオタクヒーロー?など、
様々な人間模様がハイパーポリゴンで描かれたシネマティックADVとして繰り広げられます。
物語は一体どこに行き着くのか?
とても面白い主観と感覚で楽しめる物語の感じがイイですね。
ぜひ一度楽しんでみてください。
このゲームの物語では「シュタインズゲート」のパターンでシステムフォローされている感じです。
過去に戻って歴史を改変してしまったとしても、現在の世界には何も影響せず、
歴史を変えた未来(現代)の世界線と、歴史を変えなかった未来(現代)の世界線ができるだけで、
歴史が変更されていてい方の世界線にいる現在の自分にとっては歴史どころか何も変わらなかった日常が続くだけ。という論理です。
ちなみにこの論理は現在、ほとんどのSF界において否定的になっています。
SF界では、基本的には創作者の自由解釈としつつも、
世界線は一本でパラレルワールドは存在しない事にしよう。という一応の決着をつけているようです。
なぜならば無限の現実社会が存在してしまう事になるからなんです。
自分がある行動を"した"または"しなかった"または"別の行動をした"という小さな分岐から、"そもそも自分なんてこの世に生まれなかった"または"周りにいる誰かがまたは全員が生まれなかった"という少し高い分岐、
さらには、そもそも自分の親が"結婚しなかった"または"別の人と結婚した"または"この世界よりも何年か後に結婚した"あるいは"もっと前に結婚した"などなど、その後の環境や運命が大きく変わってしまう分岐も生まれてしまいます。
もっと高い分岐だと、"そもそも哺乳類が人間に進化しなかった"という現実も生まれてしまい、収拾がつかなくなってしまうからなんだそうです。
そこで時間軸の原理はとりあえず、ひとつしかない。という事にしたんだそうです。
タイムトラベルが可能になって過去を変えようとしても、何らかの運命論で変わらない。またタイムトラベルで未来を変えたとしても、変えなかった方の未来を知らないので変えたのではなく、ただの普通の出来事のひとつだった。という解釈をする感じになったようです。
映画「ファイナルカウントダウン」や「戦国自衛隊」の論理ですね。
「シュタインズゲート」のように、いくつものパラレルワールドが存在するとなると、
物語りでは、不幸を回避した世界線にたどり着くというハッピーエンドなのですが、
考えてみれば、主人公がハッピーエンドにたどり着くまでは本当にたくさんの不幸の現実があるわけで、そこの世界線の住人たちは起きてしまった辛い思い出を引きずりながら人生を過ごす事には変わりないないですよね。そちら側の人間の立場に立てばハッピーエンドでも何でもない事になります。
そうなると、主人公は自分の自己満足を満たしたいがために数多くの不幸を実験した事になります。
それでは不幸になった世界線の人たちの気持ちを置き去りにした事になってしまいますので、最後にハッピーエンドになったからといって素直に喜べませんよねー。
難しいです・・。
さらに余談ですが、
PSPが登場した中盤以降くらいから、ゲームの商業化がえげつなくなってきたように思いますねー。
ゲームソフトとして独立した商品を出しているのに、追加シナリオやオプションをダウンロードとか、
キャラの装備に対してゲーム内でのお金ではなく、現実に課金されるとか。
昭和の時代にこれをやっていたら反対デモが起きたり、商法的に問題だと言われたのでは?と思えるようなことが次々と現実化していったように感じましたね。
このまま進んでいくと・・
ゲームソフトを持っていて、対応するハードも持っていたとしても、サーバーがサービスを終了していたりしてゲームが途中で進まなくなったり、そもそもゲームができなくなってしまったりする事態になってしまいそうですよね。
新品にしても中古にしても、せっかく購入した商品なのに、なんだか完全には自分の所有物にならない感じがして違和感ありますよねー。
期限付きでレンタルしたワケでも、期間限定で利用料を支払っていたワケでもないのに・・。
何年か後にふと懐かしいゲームをしたくなった時に、壊れたワケでもないのに動かないなんて、笑えないですよね・・(苦笑)
ちなみにこのゲームは、PSPソフトの後半に出ているのにそんな感じではなさそうなのでイイですよねー。
さてさて、余談はこのくらいにしまして・・
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、ケース、解説書、UMDディスクの3点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷なども見当たらず、キレイな方だと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
この商品はPSP版ですが、PCで楽しむ方々の場合は、独自にコンバータープログラムを個人構築している方の場合は各々ですが、Emuなどでも楽しめると思います。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。様々なPC環境が要因で動作環境が変化しますので統一見解ではありません)
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。