【廃盤CD】Real Untouchables / Understanding the Criminal Minになります。
盤質は良好です。
94年リリースのTruの2作目。前作が駄作ってほどでもないが良いとも言えなかった期待外れの普通皿だとすると今作は? 前作よりはパッとした決め手のある良曲が多い感じがするので前作より良いのは間違いない。アルバムとしては一周聴いただけでは良さは分かり難いが何度も繰り返して聴くと不思議とストレスを感じない。むしろ聴けば聴くほどドープに聴こえてくる味のある皿で、前作とは雲泥の違いの傑作と言ってしまっても良いでしょう。 バック・トラックのほうは前作と似たようなネタ使いの効いた泥臭いファンク、ソウル臭漂うシンプルなトラック群を少し派手にした程度のものだが1曲1曲のカッコ良さは前作より明らかに上で聴き所は結構多い。 メロウなグルーヴ感が心地良いアゲアゲ・ファンキーな腰が刺激されるG-FUNKを展開する(2)や泥臭いソウル・フレイヴァーが漂う(7) ブリブリの泥臭いファンク・ビートを展開する(8) G-Funkyな妖しさ漂うシンセにお洒落なピアノの音が妖しくドープに絡む(9)と(10) (9)(10)と同系列の音にDJのドープすぎるスクラッチが曲のラストをカッコ良く締める(1) Marvin Gayeの大ネタ曲What's Going Onをネタ使いしたホーンの効いた哀愁漂う渋いSoundを聴かせるシングルの(6)【他でMarvin Gayeネタでは大ネタ曲Let's Get It Onを使った(3)があるが、こちらのほうは元ネタは良いがイマイチなデキ】などはかなり良い感じに仕上がってると思うので、評価は一応星5つ。
1. Nigga's From Cali 2. F*** That Shit 3. Let's Do It 4. Little Slut 5. F*** The System 6. Tell Them What's Going On 7. I Ain't Going Out That Way 8. I'm The Funkiest 9. I Wear A Bullet Proof Vest 10. Understanding The Mind Of A Criminal 11. 1-900-CRIME