【 グラン・クリュに匹敵する名1級畑 】
「ベルターニャ」の設立は、1940年代の後半。
ブルゴーニュ黄金の丘「コート・ドール」の中心
クロ・ド・ヴージョ城の門前に「クロ・ド・ラ・ペリエール」という優れたモノポール(単独所有畑)を有するドメーヌです。
「ヴージョ」「シャンベルタン」「ニュイ・サン・ジョルジュ」「モレ・サン・ドニ」等、
数多くの特級と一級畑を約14ha所有。
設立以来丁寧な仕事で一貫して質の高いワイン造りを続けています。
ワイン造りの基礎は、ビオで栽培、手摘みで厳しく選果、100%除梗、新樽比率は50%
ベルターニャならではのワイン造りの特徴はなにかと問うと
『なにもない、特徴のあるワインは造りたくない』と回答するほど
『クラシック・ブルゴーニュの本流』を行くスタイルです。
テロワールをそのままに表現することだけを考えている為、
畑の素性の良さをダイレクトに感じ取ることが出来る稀有な生産者です。
「ニュイ・サン・ジョルジュ」は、黄金の丘南部に位置するA.O.C。
ニュイならではの果実味とミネラルの印象は大変に上質で、ピノノワール・ファンは大好きな銘柄です。
「レ・ミュルジュ」とは、ニュイ・サン・ジョルジュ北部に位置する優れた一級畑。
ニュイ・サン・ジョルジュには、グラン・クリュこそ存在しませんが、
間違いなくブルゴーニュを代表する素晴らしいエリア。
時代が変わりドメーヌ元詰めが当たり前になった今、
特級昇格への活動が盛んに行われています。
2014年は、ピノノワールの聖地「コート・ドール」の秀逸年。
理想的な天候の恩恵の下、ベルターニャは収穫時期をじっくりと見極めることに成功しました。
深みのあるルビー色。ダークチェリーやブラックベリーなどの熟した黒系果実のアロマと、グローブやスミレ、リコリスやミントなどの香りがゴージャスに立ち上ります。
肉厚な果実味とミネラル、酸のバランスに長け
コーヒーやバニラのニュアンスが長い余韻へと続いていきます。
熟成は11年。
力強いタンニンと凝縮感があり
今後の熟成が非常に愉しみな1本です。
こちらの「プルミエ・クリュ」は、グラン・クリュに匹敵する程の1本。
現在特級への昇格運動が盛んに行われるニュイ・サン・ジョルジュですので、
昇格後の価格上昇前に入手する価値は充分にあります。
今回の出品では、秀逸年2014年産のコート・ドールのピノノワールを多数取り揃えました。
そちらも併せてご覧ください。