希少な、ペンタックス オートタクマー Auto-Takumar 55mm F2 純正 前レンズキャップと純正フィルター付きの出品です。
ペンタックスのM42マウント用レンズ・Auto-Takumar 55mm F2は、初期の一眼レフ(Pentax S2)と一緒に作られた半自動絞りタイプで、絞り羽根の枚数が後のスーパータクマーやSMCタクマー(6枚)よりも多い10枚です。同じ時代のカメラだけでなく、マウントアダプターを使って是非デジタルミラーレスカメラなどで使ってオールドレンズを味わってもらいたいです。
このレンズは、シャッターを切ると絞りが自動的に絞られ、絞ったままの状態になるので、再度開放にするには、レンズ根元のレバーをスライドして絞りを開けるようにする半自動レンズです。
この動作がとても楽しく、ハマる方も多いレンズです。
富岡工学製とも言われており、とても人気のあるレンズです。
写りは、コントラストは少し低めですが、ピントの合っている部分はかなりシャープ。色収差がとても少ない、特有の優しい暖かさを感じる描写と評されています。
レンズの状態ですが、外観は数十年前のレンズとは思えないほど綺麗です。
梨地のメッキ部も新品状態を保っています。
ヘリコイドも適度な重さで、ストレスもありません。
絞りの動きも全く正常です。
10枚絞りもスムーズに動いています。
レバーの動きも問題ありません。
レンズも概ね綺麗ですが、強いLED光を通すと、内面反射のためかほんの少し曇り感があります。
写りには全く問題ないレベルです。
しかし気にされる方はお控えください。
目視ではとても綺麗なレンズで前玉・後玉とも傷もなく、コーティングも綺麗に残っています。
更に、このレンズには当時の純正の46mmUVフィルターが付属します。
ガラス面も綺麗です。
綺麗な46mmレンズキャップも付属します。
リヤキャップは手持ちが今ないので付属しませんが、こちらは手に入りやすいので宜しくお願いします。
中々これだけ程度のいいものは、市場にも少ないですし当分オーバーホールも必要ありません。
今このタイプのレンズのオーバーホール代は10000円を軽く超えます。
その辺りもありますので少し高いと思われるかもしれませんが、お値打ちです。
ペンタックスファンだけでなく、ニコン・ライカ・ハッセルファンもいかがですか。
(2024年 11月 20日 21時 35分 追加)後キャップ(汎用品)がありましたので、お付けします。