・ブックシェルフ箱は方向限定なのに指向性を考慮した製品が無い?から造ってみた。
<特筆点>
1)バッフルを20度傾け指向性を考慮、音量耐性抜群の本棚仕様(幅狭フルサイズ)
2)モデルはFostex-P800K デュアルで。他にOnkyo7cm等でもテストしました。
3)SPは前付けでコンパクトなバスレフ呼吸機構を中央に設けました。
4)吸音材は背面に化繊フェルトのみ。通線デバイス付なのでSP付けるだけです。
<仕様>
・材質/板厚; 塗装ラワン合板 12tを再塗装仕上げ(艶消し黒)
上下側面は45度接合し前面を20度カットして指向性を高めました。
・開口;φ70 (後R加工)下孔PCD=88 M2.6仮止め(4開口全て)、表付け専用です。
・箱外形: 100W 270D 320H 約 5リットル (幅狭い本棚用フルサイズ)
・ダクト仕様;中央スリットの同軸バスレフ構造
・吸音材;背面に厚手の化繊フェルトのみ
・通線デバイス;孔:φ7 /通線40cmカナレ芯線の並列直結接続端子
・SP取り付け;六角穴付M2.6タップビス合計16本+平座(0.8tナイロン)付き
<補足>
・材料は耐性に優れた塗装ラワン合板の箱に20度傾けて指向性を確保しました。
この20度は左右80cm,前方80cmの試聴位置指向性の例です。(デスクトップ等)
・極小口径SPでPowerと歪の少ない低域を出すには何といってもDualがいい。
・Fostex P800K, FE8cmもゴツイ端子が付いているがピッタリ入る事を確認済です。
しかし、写真のような配慮をお願いします。
・開口部の後は6R面取り、背音エッジ輻射に考慮しました。(板厚さ9mm以上で必須)
端子部を切欠くと接地幅が狭くなるので、それを避けました。
写真の如くその差は歴然!厚さ12で隙間小でも18mmだと、まるで筒に内蔵。
又、副益としてSP端子ファストン出っ張りに余裕出るが12mm以上板厚だと「入らない」
つまり下側1/4隙間が塞がれた状態になる。厚い板の箱にはご注意を!
個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。
<余談>
たまに、ウルサイ奴が居ない時、うっとうしいHeadPhoneを外し「生」で聴く。(自宅DeskTop)
Monitor裏のWoofersは心地よい「重」を出すが左右FullRangeは正面を向いている・・
Stereoに慣れた耳にはドーモ「もの足りない」、ので、造ってみた・・