塚本邦雄
~ (1920~2005)滋賀県神崎郡(現・東近江市)生れの歌人、詩人、評論家、小説家。第1歌集『水葬物語』は
斬新なあまり歌壇には黙殺されるが、三島由紀夫、中井英夫に絶賛され、のち寺山修司、岡井隆と
ともに「前衛短歌の三雄」と称される。
書名:序破急急
著者:塚本邦雄
発行所:筑摩書房
発行日:1972年11月15日 初版第1刷発行
定価:?円
所収:Ⅰ; 悪について / 殺青 / エデンの西 ーわれわれにとって父とはなにか /
心やすかれ ー古典詩歌におけるユーモア /
Ⅱ; 刑餘の薔薇 ー三島由紀夫断章 / 繪巻物断想 ー三島由紀夫断章 / アルカディアの魔王 ー寺山修司の世界 /
海の篝火 ー前川佐美雄歌集『方響』に寄す / 陶酔の韻 ー珊瑚集覚書 / 魂の味 ー久生十蘭追想 /
なきがはかなき ー吉本隆明『源實朝』/ 形而花學 ー『形而情學』への返歌 / 緑蔭餘殃 ー水野榮二論 /
死者コクトー頌 ージャン・マレーの伴奏による / 皇帝就眠儀式 ー僕のチャンドラー /
空しさへの賭 ー推理小説出門 / 衒想焚くべし ー君のブラッドベリ / メビュースの壺 ー空想科學小説以前 /
寝棺媚笑 ー私のマンディアルグ /
Ⅲ; バベルの塔´72 / 韻文の黄昏 / 青山に日が隠らば ー古事記事始 / 驥尾について /
昇地地獄 ー王朝美學に關する一考察 / 幻の歌曲 / ぴっぱ・ぱっせす ーまたは詩歌における青春 /
反世界考/
Ⅳ; 詞華花合 / いま神無月 / 六白慧星 / 七叉燭臺 / 跋=いざこととはむ / 〇 初稿掲載誌紙一覧 /
参考:帯なし。箱、小口・天・地、本文等に汚れ・ヤケ等あり。蔵書印あり。四六判。P293。480g。 ≪古本購入≫
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