
「ポルノグラフィの発明 猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ」
リン・ハント / 正岡和恵 / 末広幹 / 吉原ゆかり/ ありな書房
定価: ¥ 7,150
アレティーノからマルキ・ド・サドへ。フマニスムからフランス革命へ。ルネサンスから近代にいたるエロティックなるものの表象を追い、猥褻とその社会的相貌の変容と文化的意義を探る。
※うす汚れやコスレ、角やふちの荒れ、裁断面3方にこまごまとした汚れが多数あります。紙面に鉛筆の書き込みがところどころにあるのと、少しの汚れなどの使用感は随所にあります。消せない書き込みや極端な汚れなどはありません。
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■目次
序章 猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ
リン・ハント
◎第1部 初期の時代における政治的文化的意味
1. イタリア・ルネサンスにおける人文主義、政治、ポルノグラフィ
ポーラ・フィンドレン
2. ポルノグラフィの政治学―『娘たちの学校』
ジョウン・ドジャン
3. 時に王錫は王錫でしかないこともある―王政復古期イングランドのポルノグラフィと政治
レイチェル・ウェイル
◎第2部 哲学的形式的特質
4. ポルノグラフィの唯物論的世界
マーガレット・C・ジェイコブ
5. 一八世紀フランスのポルノグラフィにおける真実と猥褻語
リュシエンヌ・フラビエ = マジュール
◎第3部 一八世紀の恵まれた条件
6. リベルタン売春婦―マルゴからジュリエットにいたるまでのフランスのポルノグラフィにおける売春
キャスリン・ノーバーグ
7. 啓蒙主義時代のイギリスにおけるエロティックな幻想と男性のリベルタン思想
ランドルフ・トランバック
8. 一七世紀から一八世紀にかけてのオランダ共和国における政治とポルノグラフィ
ヴェイナント・W・メインハルト
9. ポルノグラフィとフランス革命
リン・ハルト
【管理用】
3328T2419
ポルノグラフィの発明 猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ リン・ハント/編著 正岡和恵/訳 末広幹/訳 吉原ゆかり/訳