可憐で小さな原種系チューリップ。大輪の園芸種とは異なるナチュラルな雰囲気が魅力です。
ロックガーデンやビオラなどの早春の草花との寄せ植えにも最適です。
トルケスタニカは雪のような白緑花で、花の中心はイエローです。
タイプ:ユリ科の耐寒性球根植物
植付け適期:9月~12月
開花時期:春
草丈:10~20cm
用途:花壇、鉢植え、切花
日照:日向むき
栽培方法:植えつけ適期は秋~年内です。
日当たりのよい場所で、よく耕した土に化学肥料等をまぜ、球根の高さの3倍ほどの深さに植えます。
一定期間低温に当たることで開花しますので、鉢植えでも冬は戸外の寒い場所で管理してください。
また、水切れすると花が咲かなくなりますので、冬もたっぷり水をやってください。
(沖縄地域では花が咲かないことがありますので、ご注意ください)
開花中はたっぷり水遣りし、花がらは早めに摘み取るようにします。
開花後は化成肥料を追肥し、葉が黄色く変色するまで日光によくあてます。
夏に乾燥する気候を好むので、太平洋側では球根の肥大がうまくいかない場合がありますが、乾燥気味に管理すれば肥大させることができます。
晴天が続いたら球根をほりあげ、葉や茎を切り落とし、土を落として通風のよい日陰で乾燥させます。
その後ネットなどに入れて涼しい場所で管理し、秋になったらまた植えつけてください。
子球ができている場合は分けて植えればふやすことができます。
原種の場合は、数年間庭に植えたままでも毎年花を咲かせるものもあります。
枯れたら地上部の茎を抜き取り、覆土しておきます。