
希少 Lee リー 101 COWBOY 1942年モデル 101B 大戦モデル ヴィンテージ復刻 lot.02101 デニムパンツ 逆アーキュエイト 過渡
濃紺美品です^_^
耳が変わった形です、なんて呼ぶのでしょうか?
わかる方教えて下さい、、、
サイズ w29 にしては、やや大きめ
ウエスト平置き38.5cm
股下72cm
素人採寸になりますので、多少の誤差はあります。ご了承下さい。
あくまで中古品ですので、神経質な方や、完璧を求める方の入札はご遠慮ください。
NCNRでお願いします
購入後のキャンセルは出来かねますので、よくご確認してから購入して下さい。
梱包方法は、基本なるべく小さくなるよう、纏めての梱包になります。 梱包方法に希望がある場合はお伝え下さい。
質問有ればお気軽に質問ください^_^
リー101B大戦モデル/Lee 101B ’42
(最初の101は1924年発表のCOWBOY PANTS)
Leeの大戦モデル ってもH.D.リー社の場合はどうやらFOR THE DURATIONだのの特に期限付き戦時下モデルと注釈・理りを謳った訳では無い様でして、
でも当然Lee101の仕様もまた戦時下物資節減のためWPB管理統制下となり、
簡略化されて。
Lee 101 COWBOY 1942年モデル
簡素化変更点
ジッパーの使用禁止による101Zの生産休止、ボタンフライの101Bのみに、
シンチバックの廃止、
トップ釦は汎用市販品の月桂樹、フライボタンは無地ドーナッツ、
コインポケットのリベット省略、
バックヨークと尻から股にかけてのトリプルステッチがダブルステッチへ、但しバックシンチ付最後期’39モデル(トップ釦がLee COWBOY刻印、それまではUNION MADE刻印)にもダブルステッチ物は既に存在しているので生地の強度や縫製技術の発達に依っても丁度移行期に重なっていたのか?、
維持・改良点
バックポケットのカンヌキリベット(エックス・バータッグ)はそのまま、
右綾生地(Leeが左綾になるのは戦後’45頃~)の青白耳セルビッチで、ユニオンチケットも右尻ポッケ内に付くのも従来通り、
革パッチはヘアオンハイドから鞣し革焼印へ(ラベル取付は上部ステッチがズレた地縫い返しという縫製法)、この 革パッチが許された理由はリーバイスとは違ってパッチの裏にベルトが通りベルトループの補助強化パーツとし
て認められたのかも?、
また実際カウボーイや農夫なんかは作業用小刀/ナイフを革ベルトとこれの隙間に挿み込み鞘代わりにも使っていたりしたらしいのでそうした機能を持つ実用パーツだとして認定されたのだろうか?
バックポケットのステッチもこれまたリーバイスと違い裏の当て布の留め縫いの為に必要とされて認められたのだが、
1943年LEVI’Sがアーキュエイトステッチを商標登録したために45年のレイジーSへと移行するまでの過渡期に短期間の繋ぎに採用されたものの一つが逆さアーキュエイトであり、
そうした経緯でLee大戦モデル初期にはまだ緩やかなアーキュエイトもどきや、またステッチ無しなども在る。
ベルトループは4つ巻き仕様(強度強化)、
クロッチリベットはUFO型、(何故廃止を逃れられたのか?それもLee刻印入り!馬の鞍を傷付けないようにの特殊形状パーツで多く在庫抱えていてそれらについては使用許可だったとかか?
もし金属リベットの個数制限/1本だったとかならリーバイスよりか隠しリベット分が浮いているので数的には使用数も少ないしね。)
センター赤タグはころがりe、
因みに本国HPには毛革焼印のヘアオンハイド/HairOnHideラベル(日本ではよくパッチって言うけど本国ではLABEL)から鞣し革パッチ/Twitchラベル(トウィッチ;引き攣る・暴走するの意。経年、洗ってるうちに酷く歪むからかw)への変更は戦後の1946年とあるし、
バックシンチ廃止も大戦42モデルからなのに1944年とされているしで、
そもそもLEEでは大戦モデルって自体そのものが、説明も無しに普通に販売されたのにまるまる完全に特殊なイレギュラーとしてとか非正規だとか別物扱いなのかも。
逆アーキュエイト”とは、
裏地補強の縫い目としてはバッテンクロスとかそれ以上にステッチが多ければ多いほど丈夫になる訳だけどあのアーキュエイトって形状は縫い糸を少なく効果的に出来上がっていて。
流石に原材料縮小下命ってのに縫い糸しろが増えるってのはマズイと苦肉の策として単純にひっくり返しただけなのかw!?
まぁ実際Lee大戦仕様の力布は逆アーキュエイトそのままに山頭型でポッケ底部分だけなのでひょっとして正アーキュエイト版生産の余り布が使われたとかねw、
ともかく物資統制下の戦時中モデル、ネルスレーキーだのの仕様の他、
リーは正アーキュエイトステッチの物やステッチ無し等々大戦モデルには様々なバージョンが存在する模様。
元々古いリーはゆる~くってか個体差があれこれ多く見受けられ、故にコアなマニアも多いわけだがw
思うに42年モデルについては、42年製辺りは正アーキュエイトで、43~44年製も正アーキュエイト物がメインだったがリーバイスのアーキュエイト商標登録を受けて急きょ逆アーキュエイトも作られ、ステッチ無しも。
44年になると名称もカウボーイからライダースへと変わり翌年にLazy S/レイジーS(左右合わせてテキサスロングホーンの角を表現したもの。
嘗ては馬の轡のイメージデザインとか言われたりもしてたがw)ステッチのモデル45へと変遷していったとか?
’45モデルは最初の1年生産分だけ斜e赤タグで、まだCOWBOYドーナツが付いたものもある!
結局のところ当時のメーカーの観念からしたら品質統制やディティールの細部にそれほどまでの厳正な規定は無く、前モデルの余剰パーツは新モデルになっても流用して使い切られるのが普通のことで至極当たり前だったんだろうな、たかが作業衣だし、大らかなアメちゃん達のやることだしw。
それから、実は逆さアーキュエイトって奴はユースやキッズモデルの方に多く見られるステッチだったらしいです。