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CDプレーヤー等の内部クロック置き換え用の超高精度TCXOです。
メーカー発表のデータは以下のとおりです
周波数16.934400MHz ±0.1ppm
位相雑音 10Hz -80dbc/Hz
100Hz -110dbc/Hz
1KHz -140dbc/Hz
10KHz -150dbc/Hz
100KHz -150dbc/Hz
電源電圧 3.3v~5v
5v時の消費電流4mA(無負荷 実測値)
足の接続は画像3を参照してください。
この手のオシレーターの性能を発揮させるには電源の質が重要です。
4枚めの画像にある、デカップリング用のコンデンサー2種を同封いたしますので、
電源ノイズ除去にお使いください。
1. C0G特性 2200pf 50v チップセラミック
2.AVX製 220μf 6.3v チップタンタル
電源ピンの直近に、なるべく2個を近づけて配置し最短でアースに落とします、離して配置
すると反共振を起こし、単体より特性が悪化する場合があります。
これらのコンデンサーは、そう高価な物ではありませんが、1個単位で購入できない場合が
多く、送料も含めると個人で入手するにはそれなりの初期投資が必要となります。
画像5.6は出力波形ですが、使用したオシロの帯域は100MHzなので、実際はもう少し良い
立ち上がりだと思います。
画像7.8は周波数の測定結果です、-2.7Hzとなりました、0.1ppmは約1.7Hzですので
仕様を満たしていませんが、これは当方の測定カウンターが古くて公正もしていない
ので誤差が多く信用できません、実際は0.1ppmに収まっていると思われます。
もっともこんな周波数のズレなど音質とは無関係ですのでCD用としては無意味な測定です
が波形観測と合わせて真面目に製作された物であろう事は推測できます。
発送は定形外郵便140円、またはレターパックライト430円です。
(2025年 2月 5日 13時 09分 追加)DENONの古いCDPの水晶と交換して試聴してみました。
交換対象はデジタルフィルターSM5841BPの内部ロジックでドライブされている水晶
を外し220Ωのダンプ抵抗経由でXTI端子に接続しました。
電源は3端子レギュレーターで5vを生成し、4.7mHのコイルと220μと2200pfでノイズ
除去した電源を供給し、SM5841の真上に配置してクロックを最短距離で接続します。
音を一聴して大きな変化が確認できました、ソースはチェスキーレコードのライブ録音
「HOT CLUB OF 52ND STREET」 これはワンポイント録音かそれに準ずる録音だ
と思われますが、観客の拍手や話し声が、スピーカーの外側まで大きく広がりかつ明
瞭に聞き取れます、歴然とした効果を確認できました。
一般に高精度クロックに交換する空間情報が正確に再現されるようになりますので、
チェスキーやDECCA、プロプリウス、OPUS3などのワンポイント録音のソースを好んで
聞くならクロック交換は絶大な効果があります、逆にマルチマイク録音で元々のソース
に空間情報が記録されていないソースがメインなら無用の長物かもしれません。