WADIAなどで採用されている光ケーブルは80~90年代の設計なのでOM1という規格なのですが、
現在はより新しい互換規格が出来ていてこのケーブルはOM4(100Gbps対応)のものです。
100Gbpsで150m延長でき、3.0db/kmと低損失です。
さらに1mと短いので光損失はとてつもなく低いケーブルになります。
素線の色はOM4専用の紫系です。
このケーブルに遮光、保護、振動抑制のため、TRUSCOの黒いスパイラルチューブ、大成製作所の高密度網組チューブを使って、寺岡のカプトンテープ、住友の熱収縮チューブで仕上げました。
またケーブルスタビライザーを兼ね無垢真鍮板にブランド名と製品名を刻印して、真鍮線で取り付けました。
光ファイバーはセンサーに使われるほど振動に敏感なので振動対策は音質に有効です。
音質はデジタル的に情報量の多い低域の質感がいっそう向上し、一音一音の粒立ちが良くなったと感じました。
表現的には難しいとされる高さ方向の表現が明確になりました。
光ケーブルの規格の比較については下記などに説明があります。
パワーメーターでの測定ではWadia製3.0mのサンプルは光透過出力211μW、audio quest製2.0mのサンプルは486μW、本ケーブルのサンプルは1614μW(1.614mW)で文字通り桁違いに向上しています。
これは素材、加工技術の進歩、長さの違いに加え、wadia製、audioquest製の古さによる経年劣化も影響していると考えられます。
この個体のパワーメーターでの個別実測値は1.782mW=1782μWでした。
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元の光ファイバー素材は石英ガラス、フェルール(先端位置決めの白い部分)はジルコニアセラミック製です。
保護は強化しましたが、主要なパーツがガラスとセラミックでできているのでコネクターを乱暴に扱うこと、ケーブルを小さい半径で曲げることは破損につながりますので避けてくだい。製造上の傷やむらがあることがあります。
付属品はプラグキャップ2個、ケーブルタイ1本です。
機能の単純な製品なのでノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
ネコポス、ゆうパケットの送料は安いですが厚み制限が厳しいので簡易梱包になります。
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