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レトロチョコレートのウェブサイト
『20年前のチョコレートのメニュー』の管理・運営をしています。ひろと申します。
終活の一環として、
長年収集してきたパッケージコレクション約5,000点を、
次世代のコレクターさまのお手元に届けるため、順次出品してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
【商品】
不二家オーレチョコレートの包み紙 1個
包み紙で包んでいる中身はチョコレートではありません。パッケージを展示に使用する際に、チョコレートの形状に近づけた厚紙のダミーです。この状態のままで発送致します。
【発売年】
1969年（昭和40年）
【コンディション】
表面印刷は非常に良いと思います。
形状は発売当時の状態に復元しています。
その他、50年以上前の包み紙としては極上レベルと思います。
【説明など】
1969年に不二家から発売された「オーレチョコレート（AU LAIT）」のパッケージです。
「AU LAIT」とはフランス語で「ミルク入り」「ミルクたっぷり」を意味し、
その名の通り、口に入れるととろけるような“ミルキー感”を売りにした高級ミルクチョコレートとして登場しました。
当時のキャッチコピーは「かまないで！味を聞くチョコレート」。
噛まずに口の中でゆっくり溶かすことで、ミルクのコクと香りをじっくり味わえる新感覚のチョコレートとして話題に。
パッケージ裏面にはその印象的なコピーがピンク色のラベルで貼られ、
70円という価格設定も当時としては高級志向を感じさせます。
テレビCMには、外国人モデルのティナ・ラッツ（Tina Lutz）が起用され、
落ち着いたトーンのナレーションとともに、大人の女性の上品さを印象づける演出が行われました。
「オーレ」という柔らかい響きと、ティナの透明感のある表情が印象的で、
“少女から大人へ”という不二家チョコレートの新しいイメージを確立したとも言われます。
パッケージはクリーム色の地に「AU LAIT」の深いボルドー文字。
裏面の「かまないで！」ラベルとの色の対比も美しく、
当時の不二家が目指した「欧風の高級感」を象徴するデザインです。
この「オーレチョコレート」は、不二家が1960年代後半に進めた“チョコレートの高級路線化”の象徴的存在であり、
後の「LOOK」「ハートチョコレート」シリーズへと続く流れの中で重要な位置を占めます。
当時のテレビや雑誌広告では、ミルクの豊かさとフランス風の洒落た世界観が前面に押し出され、
日本のチョコレート文化が「おしゃれ」へと進化していく時代の空気をよく伝えています。
当時のパッケージを忠実に再現した形でお届けします。チョコレートの型に復元する事で、包み紙が本来持っている丸くてやさしいイメージになります。中身はチョコレートの代わりに厚紙製のダミーを封入していますが、外装は当時お店に並んでいたそのままのような懐かしさを保っています。
ショップの片隅にアンティークなディスプレイとして活用するなど、そのまま展示することが出来ます。
【送料】
出品者負担（落札者様に追加料金は発生しません）
補足：落札後に送料が予想以上にかかると感じられる方が多いようでしたので、送料はすべて出品者が負担いたします。安心してご入札ください。
【発送方法】
匿名配送（ゆうパケット）
【梱包について】
水濡れ防止・折れ防止を徹底して梱包します。
【取引に関するお願い】
大切に保管して参りましたが、経年による劣化や折れ、擦れ、ムシレなどがあります。
ノークレームノーリターンをご了承の上で入札をお願い致します。
【出品にあたっての思い】
チョコレートパッケージを大切に保存していただける方にお譲りしたいと思います。
【宣伝】
コレクションの一部は、神戸のフェリシモチョコレートパッケージミュージアムに寄託保存しています。ここは数年前にできた博物館で、日本で唯一のチョコレートパッケージ専門の博物館です。こちらの方にお越しの際は、是非ともご来場いただきたくお願いいたします。
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